ドイツ語学演習
 Seminar on Intermediate German
 担当教員:加藤 健司(KATO Kenji)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ドイツ語を用いた意見や情報の受信・発信力を磨き、多文化社会に関する高度な理解力を養うことを目的とする。

【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、1)国際的な視野と多文化間の相互理解に寄与できる。2)ドイツ語の高度な運用能力を有し、必要な情報を収集・分析できる。

【授業概要(キーワード)】
ドイツ語、異文化理解、ヨーロッパ文化

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、外国語の高度な運用能力を持ち、自分の考えを外国語で表現する力を身につけるために、「読む・書く・聞く・話す」の四技能を強化するための科目です。基盤教育科目ドイツ語Ⅰ、IIが履修済みであるのが前提となります。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう

【授業計画】
・授業の方法
ドイツ語圏の文化に関わる文章をドイツ語で読みながら、初級文法を復習し、中級の文法を学びます。
・日程
第1回:オリエンテーション
第2回:I:導入、動詞の復習と簡単な質疑応答
第3回:II:zu不定詞句の復習、助動詞
第4回:III:過去形、es gibtの表現
第5回:IV:過去形、助動詞を用いた簡単な質疑応答
第6回:V:wissenを用いた表現、sein zuの表現
第7回:VI:造語、比較
第8回:VII:非現実話法
第9回:VIII:従属の接続詞を用いた表現
第10回:VIII:形容詞の名詞化
第11回:IX:ことわざと表現
第12回:IX:不定関係代名詞
第13回:X:現在完了
第14回:X:Merkelの演説全体についての質疑応答
第15回:まとめと試験

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業では毎回文章を読み、問いについて正しい解答を考えていきます。1年次に使用した教科書で文法を確認しながら進めましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
文章については下調べがかかせません。辞書を活用して、おおよその意味でかまいませんから把握して授業に参加できるよう、あらかじめ読んで、授業中に問題や疑問を解決できるように準備しておきましょう。

【成績の評価】
・基準
多文化間の相互理解に寄与できる初級中級のドイツ語文法を基本的に理解していること、ドイツ語で必要な情報を収集するために必要な、初級から中級レベルの単語を十分に覚えていることを合格の基準とします。
・方法
主体的な参加の度合い(30%)、毎回の単語テスト(20%)、期末試験(50%)

【テキスト・参考書】
テキスト:『メルケル首相のテレビ演説』荻野 同学社
参考書:『スタート! ドイツ語A2』岡村 他 白水社

【その他】
・学生へのメッセージ
授業では1年次で学んだ初級文法を復習しながら、中級への橋渡しとなる新たな知識も得てゆきます。基礎知識をまず確実なものとしたうえで、中級ドイツ語レベルを目指しましょう。
・オフィス・アワー
水曜日12:30-14:30 加藤研究室(人文社会科学部1号館4階410号室)。在室時はいつでもどうぞ。

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