【授業の目的】
既に学んだドイツ語の基礎的な文法や表現を定着させながら、筆記・口頭の運用力を向上させること。関心のあるテーマについてのドイツ語の資料を調べるのに必要なスキル、ドイツ語の話者と円滑に交流するのに必要なスキルを身につけること。
【授業の到達目標】
簡単なドイツ語で一定のテーマについて質問をし、また質問に答えることができるようになる。身近なテーマまたは自ら選ぶ専門的なテーマについての意見をドイツ語の文章で表せるようになる。自力でドイツ語で情報を調べることができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
学生主体型授業(アクティブラーニング)、ドイツ語、第二外国語、作文、会話
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:51~75% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
【科目の位置付け】
カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解した上で履修すること。ドイツ語I・IIを既に履修した学生または同等のドイツ語能力を待つ学生を対象とする。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
【授業計画】
・授業の方法
基本的にディスカッションと発表を交代に行う。必要に応じて講師が文法や表現の説明を加える。さらに、授業で取り上げられるテーマについての作文を宿題として課す。期末試験では授業で行ったディスカッション関連の問題と、宿題で練習したような作文問題を出す。
・日程
1週間目 ガイダンスを行い、授業の進め方を学生の希望に配慮しながら決める。 2週間目~14週間目 クラス内で話し合った結果取り上げたテーマについてのディスカッションと、学生個人(場合によってはグループ)による発表を、それぞれ隔週で行う。 15週間目に理解度の確認を行う。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
学生主体授業(アクティブラーニング)であるため、学生の積極的な参加が求められる。必要な単語などをあらかじめ調べて伝えたいことを考えてくる。ディスカッションと発表の質疑応答で実際にドイツ語を使って自分の意見を表現し、意見交換することが重視される。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
ドイツ語作文とその読み上げが多くなるので予習は必須である。辞書・教科書のみならず、グーグル等でドイツ語文章の添削を各自行うこと。興味のあるテーマに関してはよく調べてドイツ語で文章化したり、授業中に積極的に話し合いをしたりするように心掛けてください。作文と発表の評価では上達度を重視しますので、指摘された点の改善も心掛けてください。
【成績の評価】
・基準
ドイツ語で意見を伝えて交換できるかどうか。 ドイツ語で簡単な口頭発表ができるかどうか。 ドイツ語で簡単な文章を書けるかどうか。 上記のスキルに上達が見られるかどうか。
以上の4点に関して、「主体的な参加の度合い」、「知識の習得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の習得の度合い(理論的思考力、文章表現力)」の4つの基準で成績評価を行う。
・方法
平常点 20%(ディスカッションへの積極的な参加) 発表 30%(初回1回、やり直し1回) 作文 20%(宿題) 期末試験 30% 合計 100%
【テキスト・参考書】
必要な資料は授業内で教員より指示する。基礎文法事項等に自信がない者は1年時に使用した教科書等を絶えず復習すること。
【その他】
・学生へのメッセージ
ドイツ語を使う目的がはっきりしていれば、語学は一層楽しくなるはずです。ドイツ語圏に留学や旅行を検討するのもいいですし、ドイツ語で調べたいテーマや理解したい作品などがあれば積極的にチャレンジしてください。授業とドイツ語についてわからないこと、聞きたいことがあれば、オフィスアワーやメールでいつでも気軽に相談してください。
・オフィス・アワー
火曜日7・8校時と水曜日5・6校時です。お気軽にご利用ください。
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