時事フランス語
 Current topics in French
 担当教員:合田 陽祐(GODA Yosuke)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年, 3年, 4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この演習では、フランス語の基礎的な知識を用いて、新聞記事やニュースの抜粋、フランス語圏の現在を論じた簡単な文章を読んでいきます。
本演習の目的は、(1)記事の正確な読解を通じて、(2)今日のフランス語圏社会や文化に関する知識を蓄えつつ、(3)これまでに学習した知識を確認しながら中級文法や時事問題に特有の表現を修得することにあります。

【授業の到達目標】
この授業を履修した学生は、
1. やさしい新聞記事や時事ニュースの文体に慣れ、まとまった長さのフランス語の文を読めるようになる。
2. フランス語中級レベルの文法・語彙・表現を身につけることができる。
3. 記事を通して今日のフランス語圏世界の主要な動向を学ぶことができる。

【授業概要(キーワード)】
新聞記事、長文読解、フランス語中級、現代フランス社会、フランス語圏の文化、時事問題、練習問題、ディクテーション

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
外国語運用能力の向上に関わる授業です。とくにGSコースのカリキュラムポリシーCP3に該当します。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
10.人や国の不平等をなくそう

【授業計画】
・授業の方法
毎回の授業で教科書テキストを講読します。指定した箇所は翌週以降に訳読するので、宿題として読んできてください(訳文作成と音読練習)。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2~14回 教科書に沿った訳読など
第15回 まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
語学なので出席は重要です。授業内で文献、ネットの活用法を指示します。積極的に利用して語学と文化の双方の理解を深めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
予習・復習など授業外の学習時間の目安は週1時間です。

【成績の評価】
・基準
日々の授業と期末試験で、到達目標にあげた3点が達成できているかを評価します。
1については文法を理解して訳文が作成できているか、2については事前に調べてあるか、3に関しては第三者に簡潔な説明ができるかで評価します。
・方法
日々の授業への参加度(40点)と、宿題をとおした理解度(語彙の理解、文法の理解、文意の理解)(60点)を合わせて、総合的に判断します。既定点に達した者を合格とします。

【テキスト・参考書】
教科書(要購入):石井洋二郎、ミシェル・サガズ『時事フランス語 2021年度版』、朝日出版社、2021年。
他にも追加で授業で用いる補足プリントを配布し、関連する独学用のサイトも紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
「時事問題」の講読をとおして語彙を増やし、同時に異文化理解を深めることができる授業です。基礎から始めるので肩の力を抜いていきましょう。
・オフィス・アワー
授業に関する質問は随時受け付けています(研究室での面談を希望する場合はアポイントメントを取ってください)。メールアドレス:y.goda@human.kj.yamagata-u.ac.jp

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