経営学b
 Business Management(b)
 担当教員:柴田 聡(SHIBATA Satoshi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
現代社会において企業社会で生活する上で必要とされる経営学に関する知識について学習し、より詳しく起業を理解するためにより具体性の高い生産管理、労務管理の基礎や、変化への対応としてのイノベーション・マネジメント、国際経営と言った少し進んだ話題についての基礎知識を得る。
この授業は講義形式で行い、経営学系の各科目を受講・理解するにあたり、前もって修得しておくべき基礎知識を受講生に提供することに加え,企業経営を分析する基本的な能力を身につけるために各種の事例についての解釈を通じて理解を深める。

【授業の到達目標】
・ 経営学の専門科目を履修する上で必要となる基礎知識を身につけることができる。
・ 経営の基本的な知識を説明することができる。
・ 企業経営で用いられている諸概念についての関連性について身につけることが出来る。
・ 企業経営を分析する上での基本的な枠組みのもとに経営分析を行うことができる。
・企業行動について理解しそれらの行動のもつ意味を感じることが出来る。

【授業概要(キーワード)】
現代企業、組織構造、経営戦略、労務管理

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は,企業の問題について経営学の観点から論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学学部のカリキュラム・ポリシー)。
なお,本授業を受講する前に,総合講座Ⅲ,経営学aを受講しておくことが望ましい。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
テキストを元に授業を進める。
毎回レジュメを配布し、パワーポイントによる講義を行なう。
・日程
1.組織における分業と統合
2.経営資源の管理
3.大量システムの誕生
4.生産管理入門
5.働くことの意味
6.動機付けとリーダーシップ
7.雇用形態の多様化
8.報酬の決め方
9.企業はどのように人を育てるか
10.日本企業の海外進出とその特徴
11.企業とイノベーション
12.非営利組織と経営学
13.企業組織の類型
14.ネットーワークと組織
15.経営学とはどのような学問か?

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
自主的かつ主体的に取り組み、予習復習をおこない講義内容を理解して下さい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
日常の中で接する企業や経済ニュースについて経営学的な解釈を試みてみてください。予習復習が重要ですので、わからない部分はテキストや参考書に目を通してください。

【成績の評価】
・基準
毎回行うコメントペーパーにより学習への主体的参加度、並びに期末試験による知識の習得度合い,と理解度を評価する。また、期末試験における評価基準として、文章のわかりやすさ論理一貫性もその評価基準とする。
・方法
期末試験を通じて講義内容の理解の度合いを評価する。その際には講義で紹介した所外任官の関係のつながりを論理的に説明できているかを特にみていく。

【テキスト・参考書】
参考書: 上林 憲雄 等「経験から学ぶ経営学入門」有斐閣ブックス 2,592円(税込)

【その他】
・学生へのメッセージ
「組織論」、「マーケティング」、「経営情報」、「管理会計」などの経営関連科目授業の履修を考えている学生は、本授業を履修しておくことが好ましい。
・オフィス・アワー
月曜日(11時00分~14時)
メールで予約があった場合、随時受け付ける。

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