生産管理
 Product Management
 担当教員:西平 直史(NISHIHIRA Naofumi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生産管理とは,生産活動において,資材調達・生産・販売・物流のプロセスを効果的にマネジメントするのが主な役割である。本講義では,現代の生産管理システムにおいて品質・適時性・コストと顧客満足の達成に不可欠な理論と技術について基本的な考え方を習得する。

【授業の到達目標】
1)生産管理の仕組みを理解することができる。
2)生産に関する計画問題を解くことができる。
3) JITをはじめとする生産システムについて説明することができる。

【授業概要(キーワード)】
生産管理,計画問題,JIT

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は,経営学に関する専門知識とその応用の観点において,特に生産管理の視点からこの目標に付随的に関与する。
なお,本授業を受講する前に,経営学の基礎的な知識を持っていることが望ましい。

【授業計画】
・授業の方法
毎回,生産管理の各トピックについて講義形式で説明する。
可能な限り具体例をあげながら講義する。
・日程
第1回  はじめに
第2回  生産性とは?
第3回  需要予測
第4回  生産計画
第5回  在庫管理
第6回  MRPシステムと部品表
第7回  スケジューリング
第8回  PERT・CPM
第9回  JIT生産システム
第10回  工程管理システム
第11回  生産情報システム
第12回  インダストリアル・エンジニアリング
第13回  品質管理
第14回  設備管理
第15回  まとめと試験

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業は講義を中心とするが,単に教科書や配布資料を読んで授業を聴くだけでなく,問題点をメモし,問題意識をもって受講すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
「予習のあり方」
教科書を読み,疑問点などをチェックして受講すること。また、関連する話題についてあらかじめ新聞などで情報を得ておくこと。
「復習のあり方」
教科書の演習問題を解くことによって,その章の理解を深めること。
また,小レポートを数回課します。課題に沿って提出できるようしっかり準備を進めてください。

【成績の評価】
・基準
小レポートと期末試験により,知識の修得,理解の度合い,汎用的技能(論理的思考力,文章表現力)について判定し,総合的に判定する。
・方法
小レポート(40%)と期末試験(60%)を総合して評価する。

【テキスト・参考書】
【テキスト】
田村・大野・中島・小島,新版生産管理システム,朝倉書店(2012)
【参考書】
必要に応じて授業中に紹介する

【その他】
・学生へのメッセージ
復習としてテキストの演習問題を解いてもらうため,各自テキストを持参してください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を西平研究室(人文社会科学部3号館8階)において、火曜日の 13:00~14:30 の間に設けます。
事前にメール等でアポイントを取ってくれれば上記以外でも対応できることもあります。

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