統計学演習
 Undergraduate Seminar in Statistics
 担当教員:砂田 洋志(SUNADA Hiroshi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期・後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
経済理論と統計学の知識に基づいて経済現象を数量的に分析した上で、文章にまとめて報告・発表する能力を養うことを目的とします。経済現象を統計的に分析した上で、分析結果を文章にまとめて報告する能力、分析結果をプレゼンテーションする能力は、社会からの需要がとても高いと思われるからです。

【授業の到達目標】
本講義の第1の到達目標は、統計学と経済学の知識を正確に理解して、データの分析に応用できる能力を身に付けることです。【知識・理解】【技能】
第2の到達目標は、分析結果を文章にまとめる能力に加えて、プレゼンテーションにより表現する能力を身につけることです。【技能】
第3の到達目標は、データを用いて説明する習慣を身につけることです。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
データ分析,プレゼンテーション,統計学

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この科目は、経済・経営分野に関する知識と統計的手法を用いて自分なりに経済を分析する能力、さらに分析した結果を文章化や表現する能力を養うために,編成される科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
相談して決めたテキストを3年生と4年生で輪読します。4年生は輪読に加えて、卒業論文(あるいは卒業研究かグループ卒業論文)の中間報告と執筆を行います。
・日程
3年生は経済理論、ファイナンス理論などについて演習の時間内に主として学ぶ予定です。4年生は、こうした理論や計量経済学の知識を基に、各自が日本経済、証券市場に関すること等をテーマに選んで卒業論文(あるいは卒業研究としてゼミ論文かグループ卒業論文)を書きます。
卒業論文のテーマは、学生の興味が多様なため、経済学に関するものから経営学に関するものまで幅広くなっています。
詳細については,演習参加者との話し合いによって決める予定です。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
不明な点については質問するなどして、疑問を後に残さないこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自分が報告しない場合でも該当箇所を読んで理解を深めておくことが重要です。

【成績の評価】
・基準
主体的な参加の度合い、知識の修得の度合い、理解の度合い、汎用的技能の取得の度合いについて評価します。
・方法
演習における発表内容、発言そしてレジュメ等を総合的に評価します。

【テキスト・参考書】
演習参加者との話し合いで決める予定です。必要に応じて参考文献を紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
演習に積極的に参加することを希望します。
計量経済学を履修してください。
・オフィス・アワー
火曜日 12:30~14:00
上記の時間以外でも、できる限り講義に関する質問に応じる予定です。

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