【授業の目的】
本講義では、企業が実施する課題解決案のコンテストに応募することを通じ,マーケティング、特に広告論に関する専門知識を実社会の課題解決に応用する能力を養成する。企業から与えられたデータセット並びにテーマに応じた問題設定をおこない、課題に基づいたデータ分析とグループワークによる検討から、具体的な課題解決策の提案とプレゼンテーションの作成をおこなえるようになる。
【授業の到達目標】
・ 経営学についての高度な専門知識をえることが出来る。 ・ 講義で得た知識について実際に運用することが出来るようになる。 ・ 分析結果を他社にわかりやすくで伝達することが出来る。 ・ 起業から与えられたデータを分析し分析の意義付けをすることが出来る。 ・与えられた課題を適切に処理しデータに基づいて議論する慣習を身につける。
【授業概要(キーワード)】
課題解決型学習,経営学,マーケティング,データサイエンス
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:76~100% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
この授業は,企業の問題について経営学の観点から論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学学部のカリキュラム・ポリシー)。 なお,本授業を受講する前に,経営学に関連する科目を受講しておくことが望ましい。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
講義によって基本的フレームワークとデータ分析を学び、それらの手法を現実のデータにどのように適合させていくかをグループ学習とディスカッションに基づきすすめていく。
・日程
導入講義 ・経営学のフレームワーク ・経営分析の各種モデル ・データ分析のデモンストレーション
グループワーク ・参加コンテストとデータの検討 ・コンテストへ向けたグループワーク ・授業内発表会 ・外部コンテスト参加
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
自主的かつ主体的に取り組み、予習復習をおこない講義内容を理解して下さい。また不明な点がある場合は適宜質問するようにして下さい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
課題の予習復習を行い不明箇所を積極的に質問すること。各自グループ内での勉強会並びに教員への積極的な質問を行うことが望ましい。
【成績の評価】
・基準
授業内のプレゼンテーションにより学習への主体的参加度、並びに期末試験による知識の習得度合い,と理解度を評価する。また、期末試験における評価基準として、文章のわかりやすさ論理一貫性もその評価基準とする。
・方法
中間報告(30%)、プレゼンテーション(70%)の配分で成績評価を行う。
【テキスト・参考書】
照井,佐藤「現代マーケティング・リサーチ -- 市場を読み解くデータ分析」有斐閣 照井,他「マーケティングの統計分析 」朝倉書店
【その他】
・学生へのメッセージ
課題解決には幅広い学問を勉強し主体的な学習が求められるため、本授業のテーマに対して積極的に参加できる学生を求める。
・オフィス・アワー
月曜日(11時00分~14時) メールで予約があった場合、随時受け付ける。
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