会計学演習
 Undergraduate Seminal in Accounting
 担当教員:洪 慈乙(HONG Ja-eul)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期,後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
現代社会で発生している会計に関する諸問題を議論することによって、会計学や財務会計などで学んだ企業会計の役割およびあり方について考えることが本授業の目的である。

【授業の到達目標】
会計学演習を履修した学生は、
①企業会計の仕組みおよび社会的役割についての議論を通じて、現行会計理論および制度の問題点を見つけることができる。(知識・理解・態度)
②既存の会計理論および制度の問題点を解決するために深く思考することができる。(態度・習慣)

【授業概要(キーワード)】
会計理論の探究、企業会計の社会的役割、財務会計の概念的枠組み

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:76~100%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業は、会計分野の高度な「専門知」を獲得し、論理的な思考能力と分析力を養うために配置される科目です(人社、経済・マネジメントコースカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
12.つくる責任つかう責任
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
報告者の発表にもとづいて、質疑応答および議論を行う。詳しいことは、演習参加者と相談して決める。
・日程
授業の進め方や演習の運営などについて、詳しいことは演習参加者と相談して決めるのが原則であるが、基本的計画は下記のとおりである。
3年次前半は、会計理論の基礎を勉強するため、基本的な会計理論書を読みながら、自分の問題意識を探すようにする。
3年次後半は、会計理論についてより深く勉強しながら、自分の問題意識にもとづいて4年次に作成しなければならない卒論のテーマを考えるようにする。
4年次前半は、3年次ゼミ生との勉強と並行して、卒論の資料収集・解読・議論を通じて、自分の問題意識を確認する。
4年次後半は、会計理論に関する勉強を発展させ、自分なりに整理しながら卒論を完成させる。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
話題になっているテーマについての事実認識・問題点を把握しながら、学生自身が自主的かつ主体的に、議論に参加すること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
演習中に、自由かつ活発な議論ができるように用意する。(学習時間の目安なし)
質問に答えられなかったところを、種々の参考文献から調べる。また、議論の内容をまとめてみる。

【成績の評価】
・基準
「授業への主体的参加の度合い」、「知識の習得の度合い」、「理解の度合い」、「汎用的技能の修得の度合い(論理的思考力、文章表現力など)」を基準に評価する。
・方法
レジュメ、報告、およびゼミでの活動を中心に評価する。(レポートを課する場合もある。)

【テキスト・参考書】
テキスト:未定(演習参加者と相談して決める)
参考書:『会計法規集』(2021年4月時点での最新版)および『国際財務報告基準』、中央経済社。

【その他】
・学生へのメッセージ
日頃、新聞などのニュースに注意を払いながら、企業会計の仕組みと役割について考えましょう。
履修前に複式簿記の基本原理を復習しておいてください。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィスアワー」は洪研究室(人文社会科学部2号館3階)において、原則、木曜日・13:00~14:00としますが、これに限らず在室いる時は随時対応します。確実に面談したい場合は、事前に予約をお願いします。

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