卒論演習1
 Seminar on Graduation Thesis 1
 担当教員:人間文化コース教員(Faculty Members of the Course of Human Sciences and Cultural Studies)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科人間文化コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
卒業論文を作成する準備として、各学生の興味・関心のあるテーマに関する課題の設定、資料収集・分析、論理構造を学び、論理的かつ説得力のある文章を構成・作成できる能力を身に付けることが目的である。演習では、テーマに関連する資料を広く収集・分析し、研究課題を明確化して仮説を設定する。その仮説を実証するために、さらに資料収集や調査、実験等を行い分析する。そして論理的な文書の組み立てを行う。作成した文書についてディスカッションを行い、さらに説得力のある文書に修正する。

【授業の到達目標】
1)日本語や多様な言語で書かれた専門文献を的確に読むことができる。
2)文献資料、実地調査、実験等で得られたデータを分析し、文章にまとめることができる。
3)研究内容について、効果的なプレゼンテーションを行うことができる。
4)人文学の専門領域について学術的成果を修得するとともに、論理的・批判的思考の結果を意見としてまとめることができる。

【授業概要(キーワード)】
文化人類学,歴史学,認知情報科学,日本学,文化解釈学

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
人間文化コースのカリキュラムの総仕上げである卒業論文準備のための必修科目です。

【授業計画】
・授業の方法
卒業論文正指導教員を中心とした指導のもとに,研究を遂行します。
・日程
それぞれの研究内容により研究の進める方法や内容が異なるので,卒業論文正指導教員および副指導教員と相談の上,卒業論文提出日である2022年1月11日に向けて研究計画を立てることになります。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
卒業論文正指導教員と相談しつつ、年間を通じて,計画的に研究・執筆を進めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
指導されたことをノートなどにきちんとまとめて,研究内容や執筆内容に活かすようにしてください。規定の時間数は1学期で45時間とされていますが、とうていそれでは足りないことを覚悟して下さい。

【成績の評価】
・基準
専門的文献の読解力、成果を長文にまとめる能力、研究内容をプレゼンテーションする能力、論理的・批判的思考の結果を意見としてまとめる能力を総合的に評価します。
・方法
「授業の到達目標」の4つの指標を基準にして、卒業論文題目の立案・研究過程を総合的に評価します。(100点)

【テキスト・参考書】
それぞれの研究テーマを研究するために十分な参考文献を調査し,参照してください。

【その他】
・学生へのメッセージ
所属するプログラムの卒業論文関連の行事にも必ず参加するようにしてください。
・オフィス・アワー
それぞれの卒業論文正指導教員のオフィス・アワーを参照してください。

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