【授業の目的】
文化資源と自文化の価値について理解したことを地域課題の解決につなげるべき実践力を育成するため、一定の知識を得たのちにフィールドワークを通じて体験型・課題解決型学習をする。
【授業の到達目標】
この講義を履修した学生は、 1)地域の文化資源について指摘し、比較できる【知識・理解】 2)興味ある文化について批判的精神をもって自ら調査できる【技術】 3)予め調査した事項について体験学習をしそれを文章で表現できる【態度・習慣】
【授業概要(キーワード)】
日本文化、ヨーロッパ文化、異文化
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50% D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
この授業では、社会の中で人文学を学ぶ意味を理解して、地域を意識しつつ社会の課題の解決への道筋を考える科目です。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを
【授業計画】
・授業の方法
1)山形市の近代に関わる文化資源を考え、自ら調査し発表する。 2)山形に関わる文学について知り、興味の点をさらに調査・発表する。 3)予め調査・発表した内容をフィールドワークで確認するとともに、さらに調査を深める。
・日程
第1回目:ガイダンス 第2回目:山形市に残る文化資源について 第3回目:履修者による発表(1) 第4回目:履修者による発表(2) 第5回目:フィールドワーク 第6回目:フィールドワーク 第7回目:フィールドワーク 第8回目:フィールドワーク 第9回目:山形に関わる近代文学について 第10回目:履修者による発表(1) 第11回目:履修者による発表(2) 第12回目:フィールドワーク 第13回目:フィールドワーク 第14回目:フィールドワーク 第15回目:フィールドワーク
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
1)最初の講義のなかで自らがもっとも興味を抱ける分野を把握し、調査を進める。 2)調査に当たっては担当者と相談し正しく発表までの準備を進める。 3)フィールドワークには積極的に参加する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
1)自らの発表の文化的意義を常に考える。 2)調査・発表にあたっては使用した参考文献などを正しく紹介できるようにする。 3)フィールドワークに相応しい服装を準備し安全に日程を終える。
【成績の評価】
・基準
1)地域の文化資源について指摘し、比較できる【発表による】 2)興味ある文化について批判的精神をもって自ら調査できる【フィールドワークへの積極的参加】 3)予め調査した事項について体験学習をしそれを文章で表現できる【レポートによる】
・方法
発表(30%)、フィールドワークへの積極的参加(30%)、期末のレポート(40%)による。
【テキスト・参考書】
担当者の講義を中心とした座学にあたってはプリントを配付し、関係する参考書などについては適宜紹介あるいは配付をする。
【その他】
・学生へのメッセージ
フィールドワークは週末の半日を使い、JRなど利用して移動する場合があります(近郊)。その際の運賃と入館料などは履修学生の負担となります。
・オフィス・アワー
水曜日12:30-14:30 加藤研究室(人文社会科学部1号館4階410号室)。その他、在室時はいつでもどうぞ。
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