公共政策・地域課題実践演習A1
 PBL Seminar (Regional Issues A1)
 担当教員:山田 浩久(YAMADA Hirohisa)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域活性化に関する具体的な課題を取り上げ,それに対応する分析方法を演習内の討論によって学ぶ。

【授業の到達目標】
地域の実状を知るための手法を自らの作業によって習得し,そこから自分なりの意見を展開させていくことができる。

【授業概要(キーワード)】
住宅,まちづくり,観光,ハザードマップ,学生主体型授業

【科目の位置付け】
この授業は,地域の課題を公共政策や地域政策の観点から論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
 山形市内を散策し,地域資源を活用した観光まちづくりの方策を企画する。企画した方策をプレゼンテーションし,他者からの意見をもとに修正する。なお,山形市の主な地域資源に関しては,事前に講義する。
・日程
第1回.授業の進め方とガイダンス
第2回.山形県内市町村の整理
第3回.既存の資料から分かること
第4回.地域資源とは
第5回.山形市の特性
第6回.視察地区の選定
第7回.視察内容の確認
第8回.現地視察1
第9回.現地視察2
第10回.地域資源の確認
第11回.表を作ってみる
第12回.地図を書いてみる
第13回.プレゼンテーション
第14回.討論
第15回.総括

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
事前に日程調整を行うので,現地視察には必ず出席すること
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
対象地区の情報収集に努めること
現象に対して自分なりの意見をまとめておくこと

【成績の評価】
・基準
1)現地視察に主体的に参加できることを合格の基準とする。
2)図表や地図を用いて地域の実状を文章で表記することができることを合格の基準とする。
3)プレゼンテーションで自分なりの意見を展開させていくことができることを合格の基準とする。
・方法
評価は,現地視察の参加(30%),レポート(40%),プレゼンテーション(30%)によって行う。

【テキスト・参考書】
参考書:北川忠明・山田浩久『地方都市の持続可能な発展を目指して』.山形大学出版会.
    山田浩久『地域連携活動の実践』.海青社.
    山田浩久『地図でみる山形』,海青社.

【その他】
・学生へのメッセージ
・本講義の受講に際し,学生に費用負担は発生しない。
・内容は理解しやすいが,毎回の出席をこころがけて頂きたい。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を山田研究室(人文社会科学部棟3号館6階)において,木曜日の8:50〜10:20の間に設ける。出張等で不在の場合があるので,確実に面談したい場合は事前にWebClassのメールで連絡を入れること。COVID-19の感染拡大等により,大学への立ち入りが困難な場合には,WebClassのメールで質問を受け付ける。

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