公共政策・地域課題実践演習B3
 PBL Seminar (Regional Issues B3)
 担当教員:下平 裕之(SHIMODAIRA Hiroyuki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
【最上地域における地域づくり実習】
地域づくりに関する知識と能力を、最上地域における実習を通じて育成することを目的とします。

【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、
(1)実習前には地域づくりの知識・技法を学び理解できる【知識・理解】
(2)実習時には学生や地域住民とのグループワーク・意見交換を行うことを通じて、地域づくりの実践的手法を行うことができる【技能】
(3)演習を通じて、フィールドワークに基づく地域づくりの手法を実践できるようになる【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
地域活性化 ワークショップ フィールドワーク 学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は、最上地域における地域づくり実習を通じて、地域づくりの知識・技法および実践的手法を学び自ら主体的に実践できる能力を身につけるものである(人文社会科学部地域公共政策コースのカリキュラム・ポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
03.すべての人に健康と福祉を
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
事前講習では、地域づくりを実践するために必要な基礎的な知識と、実習の際に用いるワークショップの手法を習得します。実習地では、実習地の見学や地域の方々との意見交換、および地域づくりに関連した課題についてのワークショップ実習を実施します。
・日程
夏休み中(8月下旬-9月上旬)に、事前講習1日(4コマ)、実習(1泊2日)、事後講習1日(1コマ)の集中講義形式で行う予定です。詳細については別途説明会を実施します。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
≪事前学習時≫
実習に当たって必要となる、地域づくりの実践のための知識やワークショップ手法の習得に積極的に取り組むよう心がけてください。
≪実習時≫
明確な目的意識を持ち、積極的・主体的に行動することを心がけてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
≪予習≫説明会後から実習までの間に、地域づくりの新聞記事を良く読むとともに、指定されたテキストを読み、基礎的知識を習得して下さい。
≪復習≫実習で得た知見に関するレポートを作成するため、フィールドワーク中もメモを取り、適宜まとめてください。

【成績の評価】
・基準
事前講習における学習への主体的な参加、実習中における実習への参加度合い、事前学習と実習を通じた知識の習得と理解、実習終了後のレポートの内容を通じた汎用的技能の習得により評価します。実習終了後のレポートでは学生各自の実習体験をまとめることを求めます。
・方法
事前講習の参加度(20点)、実習中の学習態度等(50点)、実習後のレポート(30点)により評価します。

【テキスト・参考書】
(参考書)
田村明『まちづくりの実践』岩波新書.
小田切徳美『農山村は消滅しない』岩波新書.

【その他】
・学生へのメッセージ
詳細については別途説明会を開催します。説明会の日時については後日掲示します。
実習の際には、宿泊費(6~7千円程度)は自己負担となります。
コロナウィルスの感染状況によっては、内容を変更する場合があります。
・オフィス・アワー
月曜日9:30ー11:30 下平研究室
これ以外の時間の場合、事前に予約をしてください。

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