企業課題解決型実践演習a(モンテ)
 Project Based Learning a (Montedio)
 担当教員:西平 直史(NISHIHIRA Naofumi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この演習では、株式会社モンテディオ山形と連携しプロスポーツの経営のあり方や、スポーツと地域社会との関係を学び、チームの活性化に向けた具体的なプランの作成とその実践を行うことを目的としています。

【授業の到達目標】
この演習を履修した学生は、
(1)地域社会におけるプロスポーツの役割やスポーツクラブの経営について理解し、説明できる。【知識、理解】
(2)論理的で説得力のあるプレゼンテーションないしはレポートの作成を行うことができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
モンテディオ山形、スポーツビジネス、スポーツマネジメント、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業は,地域社会におけるプロスポーツの役割やスポーツクラブの経営について理解することで,経済学や経営学に関する専門知識とその応用の力を身につけるために編成される科目である。

【授業計画】
・授業の方法
ワークショップ方式による通常の授業に、モンテディオ山形のスタッフを講師に招いての体験授業やNDソフトスタジアムでの現地体験授業を組み合わせ、プロスポーツクラブの経営のあり方、地域社会に果たす役割などについて学びます。またモンテディオ山形から提案される課題に対し学生が解決のためのプランを作成することを通じて、主体的な課題発見・解決力を育成します。
・日程
第1回 オリエンテーション
第2回-3回 モンテディオ山形スタッフによる講演とグループワーク
第4回-5回 スタジアム体験授業(スタジアム・試合見学)
第6回-13回 スタジアム体験授業を踏まえた、課題発見・課題解決型グループワーク
第14回-15回 課題解決プランのプレゼンテーション
注:モンテディオ山形との打合せの結果、授業日程が変更になることもあります。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業時間中のグループワークは時間との競争です。短時間で成果を生み出せるように、積極的に自らの役割を果たすことが求められます。またスタジアム体験授業では、自分の役割を理解し目標達成のために主体的に行動することが必要となります。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
グループワークを実りあるものにするために、演習で取りあげるテーマについての事前の調査や情報収集をお願いします。

【成績の評価】
・基準
地域社会におけるプロスポーツの役割・スポーツクラブの経営について、グループワークやスタジアム体験授業の中で主体的に考察・実践し、その成果を最終的なプレゼンテーション(ないしはレポート)として作成することを合格の基準とします。
・方法
グループワーク・スタジアム体験授業などへの貢献度(60点満点)、プレゼンテーション(ないしはレポート)の内容(40点満点)によって成績評価します。

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありません。

【その他】
・学生へのメッセージ
この演習はグループワークを主体とするため、2コマ連続で行います(日程についてはオリエンテーションの際に説明します)。また休日におこなわれる、NDソフトスタジアムでの現地体験授業への参加が必須です。その際、スタジアムへの往復の交通費やチケット代などの負担が必要となります。
また、外部講師の講演やグループワーク実施の都合上、授業の終了時間が放課後の時間帯にずれ込むことがあります。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を西平研究室(人文社会科学部3号館8階)において、火曜日の 13:00~14:30 の間に設けます。
事前にメール等でアポイントを取ってくれれば上記以外でも対応できることもあります。

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