スペイン語2
 Spanish 2
 担当教員:吉田 栄人(YOSHIDA Shigeto),ナガヌマ ビクトル(NAGANUMA Víctor)
 担当教員の所属:人文社会科学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
1.実践的な技能の習得のため、文法的知識に加え、実際の会話で役立つスペイン語の運用力を身に付けることを目標とする。
2.多様な価値観についての見識を広めるため、言語だけでなく、スペイン語圏の風習や食習慣などについても理解を深めることを目標とする

【授業の到達目標】
1.スペイン語圏の友人たちと、日常的な話題についてスペイン語でコミュニケーションがとれる。【技能】
2.動詞の活用などスペイン語特有の表現方法に慣れ、状況に応じて初歩的な会話、文章作成ができる。【技能】
3.スペイン語圏の風習や食習慣など、スペイン語圏の文化・社会について述べることができる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
スペイン語、文法、会話、スペイン語圏の社会・文化

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
社会調査の一連のプロセスを体験し、調査技法を実践的に身につけるものである。カリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【授業計画】
・授業の方法
主として吉田が文法、ナガヌマが会話を担当し、音読やロールプレイなどを取り入れつつ、実際にスペイン語を話す機会を多く設けます。授業はZOOM等を用いたリアルタイムの遠隔授業で行います。
教科書"Acción"に沿って、小スキットで覚えた重要なフレーズをベースとして、そこで用いられている文法事項を学び、さらに関連する語彙を増やしながら、実際に使える表現の幅を広げていきます。
・日程
1. 前期の復習
2. 語根母音変化動詞
3. 不定詞を用いた表現
4. 比較の表現、趣味について話す
5. 再帰動詞1、生活習慣の表現
6. 再帰動詞2、体調・気分に関する表現
7. これまでのまとめと中間試験
8. 現在完了1、ボランティア活動に関する表現
9. 現在完了2、現在分詞と過去分詞
10. 点過去1、時の表現
11. 点過去2、人生の出来事に関する表現
12. 線過去1、過去の習慣の表現
13. 線過去2、間接話法
14. 未来形、将来について話す
15. これまでのまとめと期末試験

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
教科書を予習した上で、毎回授業に出席し、会話練習等に真剣に取り組むこと。また授業で発言を求められた場合等、積極的に参加すること。ZOOMによるリアルタイム授業では、会話練習を行うこともあるので、マイク及びカメラをオンにできる状態で参加して下さい。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
本授業科目では授業に参加するための準備として2時間の学習を目安とします。
予習にあたっては、教科書の問題の解答だけを書くのではなく、知らない単語(動詞の変化形を含む)をリストアップした語彙目録を作成し、さらにはスペイン語文を書き出し、分かる範囲で日本語訳を付けるといいでしょう。また、教科書に付属する音声を聞いて、スペイン語文を見ないでうまく言えるまで繰り返し発音練習して下さい。

【成績の評価】
・基準
中間試験、期末試験の他に、毎回授業冒頭に小テストを実施し、知識の習得、理解の度合い、汎用的技能(論理的思考力、文章表現力)、参加の度合いのそれぞれの項目について判定し、その合計点で評価します。特に次の点を重視します。1)授業でのロールプレイや質疑応答に積極的に参加しているか。2)毎回の課題に真摯に取り組んでいるか。3)文法事項をどれだけ習得し、また語彙をどれだけ身につけているか。
・方法
課題提出(30%)、授業への取り組み(10%)、中間試験(25%)、期末試験(25%)、小テスト(10%)

【テキスト・参考書】
四宮瑞江/落合佐枝/パロマ・トレナド・デアン著『アクシオン!(三訂版)』(白水社)

【その他】
・学生へのメッセージ
スペイン語はとても話者の多い言語です(母語話者数世界第2位)。すでにみなさんが勉強された英語と二つ合わせれば、世界の約1/10の人との対話が可能になります。このスペイン語学習を通じてみなさんが自分の可能性を広げ、新たな世界を拓くことを期待します。
※初回授業の参加者数によっては、受講者数を制限する可能性があります。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。

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