社会科学英語演習
 Seminar on English for Social Sciences
 担当教員:本多 広樹(HONDA Hiroki)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
社会科学分野に関する英語文献の輪読を通じて,書かれている内容を正確に理解するとともに基礎的な知識を学ぶ.さらに,これまで学んできた英語を専門的知識の修得のために活用することによって英語力を高めることを目的とする.
2021年度は,世界の人口や気候変動,資源等に関する文献を読み,現代社会の課題を理解することを目指す.

【授業の到達目標】
(1)社会科学に関連した英語文献の訳出を通じて専門書に対する読解力を高めることができる. 【知識・理解】
(2)大学での学修や卒業後の生活において英語文献・資料を利用する能力を身につけることができる.【技能】

【授業概要(キーワード)】
環境問題,科学技術,人口,資源,エネルギー

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この科目は,横断的教育科目(展開科目)に位置し,社会科学分野に関する英語文献を輪読することで,英語力と専門知識を習得するものである.

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
12.つくる責任つかう責任
13.気候変動に具体的な対策を

【授業計画】
・授業の方法
社会科学に関する英語文献を輪読し,ディスカッションを行う.輪読の担当は第1回にて決定する.以降は担当者による内容報告と,全員でのディスカッションを行う.
・日程
第1回.ガイダンスと担当決め
第2回~第14回.文献輪読の報告とディスカッション
第15回.全体のまとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・自身が担当する章について,要点を明確にして報告する.また,ディスカッションの論点を別途まとめて提示する.
・報告内容や提示された論点を元にディスカッションを行う.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・担当者は報告資料を作成し,授業前にWebClassにアップロードする.
・担当ではない場合も必ず事前に内容を確認し,質問やコメントを準備する.合わせて,WebClassにあらかじめアップロードされる報告資料も確認する.

【成績の評価】
・基準
・到達目標(1)で示した読解力について,テキストを元に的確な報告が行えることを合格の基準とする.
・到達目標(2)で示した資料の利用について,積極的に議論に参加できることを合格の基準とする.
・方法
1,授業内での報告およびディスカッションへの参加 80点
2,期末レポート 20点
1,2の合計点で評価を行う.

【テキスト・参考書】
テキスト(購入しなくてよい)
Hite, K. A. and Seitz, J.L. 2016. Global Issues, 5th ed. West Sussex: John Wiley & Sons Ltd.

【その他】
・学生へのメッセージ
テキストで取り扱われている問題については,既に知っている部分もあるかもしれません.ですが,この授業における英語文献の輪読や報告,議論改めて考えるきっかけにしてみてください.
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を本多研究室(人文社会科学部棟2号館3階325)において,火曜日15時から16時に設けます.
会議や出張等で不在にしていることもあるため,確実に面談したい場合は事前にアポイントメントを取ってください.メールアドレスは初回の授業で提示します.
連絡はWebClassのメッセージ機能からでも構いません.

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