ドキュメンタリー映画から学ぶ世界の見方:山形国際映画祭傑作選(人間を考える)
 How to View the World: Learning from Documentary Films(Humankind)
 担当教員:今村 真央(IMAMURA Masao)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:オンデマンド遠隔
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
ドキュメンタリー映画を通して、世界のさまざまな社会現象を学ぶとともに、多様な視点と表現方法に触れる。また山形映画祭について学ぶことで地域レベルの国際協力・交流について実践的知見を深める。

【授業の到達目標】
映画を通して国内外のさまざまな社会現象及び映像作品の表現方法について、講師の解説の内容を理解した上で、自分自身の考察を文章で提示することができる。
地域の国際交流について理解を深め、具体的な提案を提示することができる。

【授業概要(キーワード)】
ドキュメンタリー映画、映画祭、地域の国際協力

【科目の位置付け】
幅広い教養を身につけ、地球的視野に立って地域の発展に寄与することを目的に、豊かな人間性と社会性、幅広い教養を習得するものです。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
08.働きがいも経済成長も
10.人や国の不平等をなくそう
16.平和と公正をすべての人に
17.パートナーシップで目標を達成しよう

【授業計画】
・授業の方法
本授業は全面的にオンラインでの開講となります。定められたドキュメンタリー映画作品を自分で視聴してください。加えて、各映画作品について講師による解説も視聴してください。6作品を5人の講師が解説します。作品と講義について考察・質問をウェブクラスで提出してください。講師が履修生からの考察・質問に応えます。
・日程
第1回 イントロダクション:シラバス最新・完全版を配布します。履修希望者は必ずこのシラバスを熟読の上履修するか否かを決定してください。
第2回 山形ドキュメンタリー映画祭について(ゲスト講師との対話)
第3回 ドキュメンタリー映画①視聴 → 考察・質問の提出
第4回 講師❶による解説と質問への返答 → 考察の提出
第5回 ドキュメンタリー映画②視聴 → 考察・質問の提出
第6回 講師❷による解説と質問への返答 → 考察の提出
第7回 ドキュメンタリー映画③視聴 → 考察・質問の提出
第8回 講師❸による解説と質問への返答 → 考察の提出
第9回 ドキュメンタリー映画④視聴 → 考察・質問の提出
第10回 講師❹による解説と質問への返答 → 考察の提出
第11回 ドキュメンタリー映画⑤視聴  
第12回 ドキュメンタリー映画⑥視聴 → ⑤⑥についての考察・質問の提出
第13回 講師❺による解説と質問への返答 → 考察の提出
第14回 これからの山形映画祭 → 提言の提出
第15回 提言について討論(講師❶と❺)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
毎週、考察・質問をウェブクラスで提出してください。オンライン授業ですが、授業時間を使い学生同士の対面による話し合いの機会を定期的に設けます。この話し合いへの参加は任意(希望者だけ)とします。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
ドキュメンタリー映画6作品は各自オンラインで視聴してください。映画の長さはおよそ90-120分程度です。

【成績の評価】
・基準
映像作品を能動的に視聴し、自分の理解・解釈・疑問点を文章で提示できること。講師の解説を聞いた上で、作品が解釈の多様性を尊重し、自分自身の考察を文章で表現できること。
・方法
毎週の考察・質問が成績評価の対象となります。

【テキスト・参考書】
参考資料はウェブクラスで配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
普段滅多に観る機会がないと思われる、長編ドキュメンタリー映画を一緒に鑑賞しましょう。オンライン開講なので、映画は個々の都合が良い時間帯に観てください。山形映画祭から4人のゲスト講師に参加してもらいます。学生同士の話し合いの機会も可能な限り設けます。
・オフィス・アワー
金曜日 1300-1600

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