共生のマーケティング(共生を考える)
 Commensal Marketing(Living with Diversity)
 担当教員:兼子 良久(Kaneko yoshihisa)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科経済・マネジメントコース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):マーケティング会社にて実務経験のある教員が、その経験を活かしつつ、社会共生志向のマーケティングについて解説する。
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
企業活動における課題発見力や問題解決力を身につけるため、マーケティングの基本的な概念・枠組み・方法論について理解するとともに、社会共生志向のマーケティングについて理解を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
1)マーケティングに関わる用語を列挙できる。【知識・理解】
2)社会共生志向のマーケティングについて自分の言葉で述べることができる。【知識・理解】
3)企業のマーケティング活動に関わる諸問題について討議することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
マーケティング、経営、ビジネス、消費者行動

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この講義は、マーケティングの基本的な概念・枠組み・方法論について理解するとともに、企業の営利活動における収益性と社会性の両立について様々な視点から理論的に考察することで、社会共生志向のマーケティングについて基礎的な知識を習得するものです。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
授業は対面で実施する予定である。
パワーポイントを使って講義形式で授業を行うほか,授業時間中の小レポートなど学生が主体的に参加する学習活動を取り入れて進めていきます。
・日程
主要なテーマと順序は次の通りです。
第1回目 講義のすすめ方とガイダンス
第2回目 マーケティングとは
第3回目 マーケティング基本戦略
第4回目 マーケティング・ミックス
第5回目 製品戦略
第6回目 価格戦略
第7回目 流通戦略
第8回目 プロモーション戦略
第9回目 プロダクトライフサイクル
第10回目 マーケティング・リサーチ
第11~12回目 マーケティングと社会的責任について考える
第13~14回目 社会共生のマーケティングについて考える
第15回目 まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業で示されるパワーポイントを参考に講義内容をノートに筆記するなどして内容の理解に努めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業で習った内容に関連することを自ら図書館やインターネットで自分なりに調べて、理解を深める努力が不可欠です。

【成績の評価】
・基準
1)マーケティング及び共生志向のマーケティングに関する基本的な概念や用語を正しく理解している。
2)授業に積極的・能動的に参画できている。
以上を合格基準とします。
・方法
授業時間中の小レポート(50%)+期末レポート(50%)
ただし、出席回数が所定の回数(3分の2)に満たない場合は、授業時間中の小レポートは評価の対象とはしません。

【テキスト・参考書】
事前に指定するテキスト・参考書はありません。必要に応じて授業時に指示します。

【その他】
・学生へのメッセージ
社会に出てからも役に立つような実践的な内容の講義を行いたいと思います。
・オフィス・アワー
木曜日(13:30~14:30)
人文社会科学部2号館3階兼子研究室
連絡先:kaneko@human.kj.yamagata-u.ac.jp
事前にメールでアポイントをとること。

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