【授業の目的】
在宅において医療的対応および処置が必要な療養者のケアにおける在宅看護実践方法を修得する。
【授業の到達目標】
在宅において医療的対応および処置が必要な療養者のケアにおける在宅看護実践方法を修得し、実施の判断、実施上の配慮、実施ができる。
【授業概要(キーワード)】
在宅 医療 ケア 看護実践
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
豊かな学識と高い見識を備え、理論に基づく在宅看護実践方法を修得する。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
担当教員による講義と実技演習の他、学生によるプレゼンテーションと実技演習、ディスカッションを行う。
・日程
1 ガイダンス 2・3在宅療養者のフィジカルアセスメント (松田友美) 4・5ポジショニングと褥瘡予防 (松田友美) 6 在宅療養者の経腸栄養管理 7・8脳血管疾患在宅療養者の看護 (元木真紀) 9・10在宅療養者の排泄管理(大竹まり子) 11・12 在宅療養者の人工肛門、人工膀胱管理(片岡ひとみ) 13 在宅療養者の酸素療法、人工呼吸器管理(三澤裕美) 14 在宅療養における感染管理 15 まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
テーマに沿って文献検討、情報収集し、積極的に参加する。 担当した課題についてはプレゼンテーション資料を作成し、実技演習を計画して臨む。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
テーマに沿った文献検討と情報収集を行い、当日ディスカッションできるように準備する。担当課題についてはプレゼンテーションの準備をする。授業終了後はディスカッションも含め在宅療養における医療的対応の可能性について考えをまとめる。
【成績の評価】
・基準
授業での討議内容、実技演習への参加状況、課題のプレゼンテーション、実技演習の企画から医療的ケアを実施する際のアセスメント、実施上の配慮を理解していることを評価基準とする。
・方法
授業への参加状況、演習に取り組む姿勢、課題のプレゼンテーションを総合的に評価する。
【テキスト・参考書】
テーマに応じてその都度指示する。 参考書 宮崎歌代子,鹿渡登史子編:在宅療養指導とナーシングケア-退院から在宅まで-.(全6巻)医歯薬出版 日本褥瘡学会:褥瘡予防・管理ガイドライン(第4版) 川越正平編:在宅医療バイブル.日本医事新法社.2014 下元佳子:モーションエイド.中山書店 2015 溝上祐子監修:褥瘡の予防と看護実践 全3巻(DVD)
【その他】
・学生へのメッセージ
療養者の自宅で実施できる医療は多いです。制限のある環境で的確な医療を実施するための技を学びましょう。
・オフィス・アワー
基本的に開講日の授業終了後に対応する。 開講日以外は平日8:30~17:30( 研究室)
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