砂防学特別演習(1年後期)
 Technical seminar on Erosion and Torrent Control(1st year winter semester)
 担当教員:柳原 敦(YANAGIHARA Atsushi)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
土砂生産と流出機構の解明と、それに対する最新技術を含めた各種技術を習得する。DP②(1) CP1(1)

【授業の到達目標】
・土砂災害の物理的メカニズムについて説明でき,対策工の設計ができる。【知識・理解】
・高い防災意識を示すことができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
研究レビュー、土砂災害、対策工事

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
「問題解決のための調査や実験を計画できる」「調査や実験で得たデータを解析できる」「データ解析にもとづく考察ができる」知識や能力を習得するための科目である。DP②(1) CP1(1)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
面接授業、演習(ディスカッション形式)および土砂災害の物理的メカニズムの解明と対策工の設計の論読と討議
・日程
以下の示す内容で15回の授業を実施する。
1)最新砂防技術の解説
・地すべり防止工法
・急傾斜地崩壊防止工法
・土石流対策工法
・火山砂防工法
・寒冷積雪地の砂防方法
2)上記の砂防技術の見学および施設設計のための測量・測定等

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
土砂災害に関心をもつとともに、ディスカッションでは積極的に発言する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
関連する論文を読むとともに、新聞やテレビの土砂災害報道について関心をもつこと。

【成績の評価】
・基準
上述した各種技術を理解していることと、新しい技術の開発アイデアを創出できることを合格の基準とします。
・方法
提出されたレポートの評価と、ディスカッション時の意欲等を総合して判断します。

【テキスト・参考書】
当日の資料は当方で準備します。また、演習中に関連資料を紹介します。

【その他】
・学生へのメッセージ
身近で起こる土砂災害の危険性を再認識できます。皆さんの研究テーマに直接関係無くても役に立つと思います。
・オフィス・アワー
掲示板に掲示しますが、その他随時受け付けます。事前にメール等で連絡のこと。

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