移動現象学特別演習(1年後期)
 Technical Seminar on Mass Transfer Phenomenon(1st year winter semester)
 担当教員:花山 奨(HANAYAMA Susumu)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科エコサイエンスコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:農学専攻  科目区分:選択 
【授業の目的】
高度専門職業人,研究者,博士課程進学などを目指す学生を対象とした技術演習として,移動現象特論で取り扱った数式の解法を身につけることを目的とします。

【授業の到達目標】
移動現象を理解するために数学の知識を応用できる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
アクティブラーニング、1階常微分方程式、2階常微分方程式、放物線型偏微分方程式

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業は、技術者としての基礎的な数学の素養を身につけるものである。(農学専攻のDP2に該当)

【授業計画】
・授業の方法
この授業は主として面接授業となります。
教科書をもちいて基礎事項を確認したのち、演習問題を各人に解説してもらいます。
・日程
第1、2回:1階常微分方程式(1):1階の常微分方程式の解法に関する演習と解説
第3、4回:1階常微分方程式(2):変数分離法による解法に関する演習と解説
第5、6回:2階常微分方程式に関する演習と解説
第7、8回:放物線型偏微分方程式に関する演習と解説

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
予習をとおして、理解できなかったところ明らかにしておいてください。そして、演習中に積極的に質問し、理解を深めてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
準備学修に必要な学修時間の目安は、2時間/週です。演習問題を必ず解いておいてください。また、間違えた問題については、正解と照合し解き直してください。

【成績の評価】
・基準
授業の到達目標に示した「移動現象を理解するために数学の知識を応用できること」を合格の基準とします。
・方法
平常点(30点)、演習問題のプレゼンテーション(70点)の得点の合計を持って評点とします。

【テキスト・参考書】
テキスト:「数学で学ぶ化学工学11話」、斎藤恭一著、朝倉書店(2008)

【その他】
・学生へのメッセージ
環境科学で扱われるモデルを理解する上で役に立ちますので、修得に努めてください。
・オフィス・アワー
講義に関する質問は随時受け付けます。それ以外の相談については、あらかじめメールでアポイントメントを取ってください。

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