生物環境学特別研究(2年前期)
 Research Work in Bioenvironmental Science (2nd year summer semester)
 担当教員:生物環境学専攻教員(Teaching staffs of Department of Bioenvironmental Science)
 担当教員の所属:大学院農学研究科生物環境学専攻
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:特別演習
 開講対象:生物環境学専攻  科目区分:必修 
【授業の目的】
修士論文の作成に向けて,生物環境学分野における研究課題に取り組むのに必要な文献調査,データ解析,研究成果のとりまとめと発表等に関する知識と技術を習得することを目的とする。

【授業の到達目標】
専門分野に関する内外の研究動向について述べることができる。【知識・理解】
専門分野に関する内外の文献を検索,取得,読解することができる。【技能】
研究テーマや方針について討議することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
文献調査,プレゼンテーション,研究論文

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:76~100%

【科目の位置付け】
この授業は生物環境学専攻において,研究課題の遂行,自己表現,高度な専門技術等のテクニックを身につけ,修士論文作成を計画的に進めるためのものです。(生物環境学専攻のカリキュラムポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
06.安全な水とトイレを世界中に
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
11.住み続けられるまちづくりを
13.気候変動に具体的な対策を
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
授業実施形態:面接授業と遠隔授業の併用
指導教員のもとで研究室におけるゼミナール等で修士論文のための実験,調査,分析等に関する指導を行う。
・日程
修士論文作成に向けて,文献調査,調査・実験の計画,学会等における発表のための準備を段階的に進める。
1~2回 2年次における調査・実験計画
3~6回 調査・実験の実施
7~10回 調査・実験結果の整理と考察
11~12回 中間発表に向けた研究のまとめ
13~15回 研究結果を論文にまとめる準備

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
修士論文完成に向けて,文献の読解や調査・実験のまとめ等について計画的,主体的に研究を進める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
自分の研究テーマについて多角的に考え,指導教員と密接に連携して進め,他の教員の助言を求めることもよい。

【成績の評価】
・基準
以下のことができることを合格の基準とします。
・研究テーマに必要な文献を理解できる。
・研究遂行に必要な調査・実験等を的確に計画・実施できる。
・研究の内容や進捗について適切に発表・討議できる。
・修士論文の作成に向けて研究のとりまとめを行う。
・方法
上記の評価基準に基づき,研究への取り組みや論文としてのまとめについて指導教員が総合的に評価します。

【テキスト・参考書】
指導教員が研究テーマに関する書籍や論文を紹介するほか,各自で参考文献や専門書を読解すること。

【その他】
・学生へのメッセージ
各自の修士論文の完成に向けて意欲的に取り組み,教員やほかの学生との討議を通じて研鑽を重ねてください。
・オフィス・アワー
主・副指導教員と密接に連携するほか,他の教員のオフィスアワーを参照して訪ねることも有益である。

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