森林化学専門演習(2年前期)
 Seminar on Forest Chemistry(2nd year summer semester)
 担当教員:芦谷 竜矢(ASHITANI Tatsuya)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
森林内の化学物質(樹木成分,昆虫や菌類の代謝物)の化学生態学的な機能の解明や利用の方法について,演習する。

【授業の到達目標】
受講者の修士論文のテーマに関連して,森林内の化学物質の解析/利用についてのセミナーを行う。【知識・理解】
実験の方法,データのまとめ方,学会発表,論文作成の基本を習得する。【技能】

【授業概要(キーワード)】
森林化学,成分利用,化学生態学,有機化学

【科目の位置付け】
研究を遂行するための基本技術を習得する。本科目は研究遂行上のテクニック,自己実現・表現のためのテクニック,高度な専門技術を身につけるための科目である。(生物環境学専攻のカリキュラムポリシー)

【SDGs(持続可能な開発目標)】
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
面接授業と遠隔授業の併用。分野の教員とともに,森林内の化学物質について,文献調査と受講者の研究内容をセミナー形式で発表,ディスカッションする。
・日程
1 テーマの発表I, II, III, IV
2 文献調査I, II, III, IV
3 研究発表I, II, III, IV
4 ディスカッションI, II III

日程と内容は受講生の人数や専門性を勘案して対応する

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
セミナー形式なので各自の発表の前には資料配布等の準備を行うこと。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
資料の準備および,参考論文などを通読し理解を深めておくこと。他の受講者の発表などについて参考論文などで検証するなどして理解を深める。

【成績の評価】
・基準
目標に示した内容について,既報論文が十分理解できているか,実験の方法,データのまとめ方,学会発表,論文作成の基本が十分習得できていることを合格に基準とする。
・方法
各自の発表内容と,他の受講者が発表した時のディスカッションへの参加状況と内容により総合的に評価する

【テキスト・参考書】
講義ごとに既報論文に関する資料や,自身の研究について,各自資料を作成して配布する。

【その他】
・学生へのメッセージ
学部レベルの森林科学に関する知識を有していること,森林化学特論を受講している事が望ましい
・オフィス・アワー
研究室では随時対応するが,事前にメールで問い合わせてください。

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