【授業の目的】
山村の主な地域資源の管理主体である村落社会・林業事業体・非営利団体・行政機関などを対象とした量的調査の構想、調査の実施、調査データの分析に至る一連の過程を学ぶ。
【授業の到達目標】
量的調査の構想、実施、データ分析を受講者各自が責任を持って実行することができるようになる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
村落社会、林業事業体、質問紙調査、統計分析、リサーチ・クエスチョン、アクティブラーニング
【科目の位置付け】
生物環境学専攻のCP(1)、(2)、(3)、(5)、(6)に関連する。
【授業計画】
・授業の方法
授業実施形態(面接授業と遠隔授業の併用)。原則として各課題を学生が報告する演習形式で行いますが、必要に応じて教員による講義形式でも行います。
・日程
以下の1~8の内容について計15コマの講義・演習を行う。 1.質問紙調査の概観 2.研究課題の探索 3.リサーチ・クエスチョンの確定 4.質問紙の作成 5.調査票の配布と回収 6.調査データのコーディングと入力 7.データの統計分析 8.分析結果の考察
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業で取り上げる文献以外にも、調査方法、分析方法、ならびに調査対象に関する技術や知識についてさまざまな情報に触れることが重要である。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
この分野のテキストは多いので,自分によく合ったテキストを見つけるのがよい。
【成績の評価】
・基準
授業の到達目標である調査の設計、リサーチ・クエスチョンの設定、調査票の作成、統計的データ分析、ならびに調査研究結果の取りまとめと説明ができることを喜寿とします。
・方法
平常の演習参加の積極性とレポートにより評価します。演習参加では、対象文献を理解したうえで、問題点や疑問点を自ら発見するように心がけてください。
【テキスト・参考書】
テキストは利用せず、配布資料を利用します。参考文献は各回の講義時に紹介します。
【その他】
・学生へのメッセージ
英文・和文の文献から知識を得ることと、自らの観察や集めたデータから知識を形成することのバランスが重要です。
・オフィス・アワー
在室時はいつでも対応します。ただし、長時間(およそ30分以上)を要する場合は、事前にメール等で連絡をください。
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