【授業の目的】
1年次に引き続き、シミュレーションモデルの中心部分となる数値解析の手法を学ぶ.(受講者により内容を一部変更することもある.)
【授業の到達目標】
より精密な数値解析の手法を修得し、修士論文の課題に取り組むことができるようになる.【技能】
【授業概要(キーワード)】
数値解析,微分方程式,プレゼンテーション,学生参加型授業
【科目の位置付け】
生物環境学専攻のディプロマ・ポリシーのうち、「身につけた研究プロセス能力を今後携わる様々な問題解決のために適用させ、即戦力として社会に貢献することができる能力」を習得するための科目です.
【SDGs(持続可能な開発目標)】
11.住み続けられるまちづくりを 13.気候変動に具体的な対策を 14.海の豊かさを守ろう 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
前半は、数学モデルを用いた論文の輪読を行い、その後、受講生が実際に使用した例を輪番で発表する.後半ではさらに演習問題に取り組み、計算結果について考察する.
・日程
第1週 ガイダンス 第2週~第4週 数学モデルを用いた論文の輪読 第5週~第9週 修士論文で必要な数学モデル(受講生の輪番で発表) 第10週~第14週 数学モデルの解法と結果の分析 第15週 演習のまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
自らの修士論文で利用できる数学モデルを想定して授業に臨むこと.
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
学部で学んだ数学をよく復習すると共に,論文で使用されている数学モデルを十分に理解できるようにする.
【成績の評価】
・基準
数値解析に十分習熟し,自らのテーマの中で使いこなせるようになること、を合格の基準とします.
・方法
授業への取り組み(50%),演習課題への理解度(50%)を基に総合的に判定する.
【テキスト・参考書】
参考書:偏微分方程式(スタンリー・ファ―ロウ,朝倉書店) など
【その他】
・学生へのメッセージ
数値解析について基礎から応用まで学び,修士論文で使えるようになることを目標にしています.
・オフィス・アワー
・月曜日、金曜日の16:00~17:00(予約があれば他の時間でも可) ・メールアドレス:kajihara@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp
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