里山創生論特別演習(1年後期)
 Technical Seminar on Satoyama Innovation(1st year winter semester)
 担当教員:斎藤 昌幸(SAITO Masayuki)
 担当教員の所属:農学部食料生命環境学科森林科学コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年  開講学期:後期  単位数:1単位  開講形態:演習
 開講対象:生物環境学専攻  科目区分:選択必修科目 
【授業の目的】
人間活動と生態系の関係を調べていくうえで重要なデータ取得技術(野外調査、アンケート調査など)と取得したデータの解析技術(GIS、統計解析など)について学習する。

【授業の到達目標】
人間活動と生態系の関係を科学的に理解するために必要な技術を習得する。 【技能】

【授業概要(キーワード)】
野生生物調査、データ解析、学生主体型授業

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
問題解決のために必要なデータ取得とその解析能力を身につける(生物環境学専攻のディプロマ・ポリシー)。

【授業計画】
・授業の方法
面接授業として実施する。野外における演習および情報処理室等における室内演習によって実施する。
・日程
・概論
・野外調査に関する安全講習
・野生生物の調査方法(哺乳類、昆虫類、アンケート調査)
・データの整理方法
・GIS分析(ベクタ解析、ラスタ解析)
・統計解析(検定、統計モデル)
・課題に関するガイダンスと質疑応答
・講義内容の補足と総括
・課題の発表と質疑応答

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
座学の際は、講義スライドで示される内容の理解に努める。演習の際は、テキストや実技例を理解し、与えられた時間枠内で作業を進める。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
学習した知識や技術を積極的に修士論文研究に活用し、理解を深めていくこと。

【成績の評価】
・基準
人間活動と生態系の関係を調べていくうえで重要なデータ取得技術と取得したデータの解析技術が身についているかを合否の判断基準とする。
・方法
課題の発表内容、質問に対する回答内容、履修態度により評価する。

【テキスト・参考書】
テキストは指定しません。教員が作成した野生生物の調査方法、GIS分析、統計解析に関する資料を講義時に配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
データ取得技術と解析技術は、努力に比例して伸びていきます。日ごろから、フィールドワークやGIS分析、統計解析などを積極的におこなって、技術の向上に努めてください。
・オフィス・アワー
いつでも可能ですが、事前にメールなどで問い合わせてください。
msaito@tds1.tr.yamagata-u.ac.jp

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