1）コーチング学に関する学際的かつ高度な知識について理解する
　2）コーチング学に関する専門的な研究を遂行するための論理的思考能力や論理的表現力，情報収集能力やコミュニケーション能力を身につける
　3）スポーツ指導者としての実践的な素養を身につける

　1）コーチング学に関する基礎的文献及び専門的文献を輪講することにより，学際的かつ高度な知識の理解を深め，さらに論理的思考能力や論理的表現力を身につけることができる【技能】【知識・理解】
　2）情報収集能力やコミュニケーション能力等を身につけることができる【技能】【態度・習慣】
　3）コーチング学における研究者としての基礎的知識について理解し，説明することができる【知識・理解】

　コーチ，スポーツ・コーチング，競技力，人間力

A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：1～25％
B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：1～25％
C-1．自分の意見をまとめて発表する機会がある。：1～25％
D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：26～50％
B-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。：26～50％
C-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。：26～50％
D-2．事前学習（下調べ、調査等含む）で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。：26～50％
A-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。：26～50％
B-3．習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。：26～50％
C-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。：26～50％
D-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。：26～50％

　本授業は，スポーツ・コーチングに関して高度で専門的な研究を遂行することができる深い知識と高度な技能を習得し，地域社会のスポーツ振興の担い手としての実践的な課題解決能力を身につけようとするものである（社会文化創造研究科のディプロマ・ポリシー）

03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに

　1）対面授業とオンデマンド授業を併用する場合がある
　2）オンデマンド授業における課題は，期限を設定してWebClassに提示する
　3）コーチング学に関する基礎的文献及び専門的文献を輪講し，教員と学生を交えたメンバーで議論して理解を深めるとともに，コーチング学における今日的な課題を発見・解決する方法を探求し，専門知識や方法を的確に表現することを学ぶ
　4）コーチング学における研究者としての基礎的知識について概説する
　5）自主学習（宿題）を課す

　第1回：ガイダンス：文献検索の理解と実践，輪講日程の決定
　第2回：文献選択，文献要約の解説と実践
　第3回：コーチング学に求められる基礎知識1：仮説検定の理解【講義】
　第4回：コーチング学に求められる基礎知識2：分散分析，回帰分析の理解【講義】
　第5回：コーチング学に求められる基礎知識3：一般線型モデルの理解【講義】
　第6回：輪講及び議論1（文献内容の輪読と論文構成の理解）
　第7回：輪講及び議論2（文献内容の理解と質疑応答による疑問点の解決）
　第8回：輪講及び議論3（文献内容の詳細な理解）
　第9回：輪講及び議論4（文献内容の発表と質疑応答）
　第10回：前半の輪講のまとめ（第6回から第9回までの内容をまとめ，問題点の整理）
　第11回：輪講及び議論5（新たな文献内容の輪読）
　第12回：輪講及び議論6（文献内容の理解，解説及び質疑応答）
　第13回：輪講及び議論7（文献内容の発表と質疑応答）
　第14回：輪講及び議論8（輪講内容の文書化）
　第15回：後半の輪講のまとめ（第11回から第14回までの内容をまとめ，相互評価と改善）

　1）パワーポイントで示される内容についてノートに筆記し，参考図書等を活用しながら重要語句や科学的知見についての理解に努める
　2）建設的な批判精神をもって参加し，輪講及び議論やレポートにおいては論理的に意見を述べたり，合理的な考察を記述するよう努める

　本授業科目では，以下の課題等を課す．単位制度の実質化のため，授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組むこと．
　1）準備学修に必要な学修時間の目安は「2時間／週」である
　2）スポーツ・コーチングに関するトピックスの動向に注意する
　3）図書館やインターネットを活用した情報収集や配布資料の事前学習を行い，自分の考えをまとめておくことを推奨する
　4）授業で扱った内容を十分に復習し，理解を深めるために参考文献やインターネットを用いて自主的に学習することが不可欠である

　1）コーチング学に関する基礎的文献及び専門的文献を輪講することにより，学際的かつ高度な知識の理解を深め，さらに論理的思考能力や論理的表現力を身につけられることを合格の基準とする
　2）情報収集能力やコミュニケーション能力等を身につけられることを合格の基準とする
　3）コーチング学における研究者としての基礎的知識について理解し，説明できることを合格の基準とする

　内容の理解度：30%　 発表内容（内容の整理，表現）：40%　 議論への参加状況：30%

　1）テキストとして指定するものはないが，必要な資料やプリントを授業ごとに配布する
　2）参考書は，以下に加えて必要に応じて授業内で適宜紹介する
　　・コーチング学への招待／日本コーチング学会編／大修館書店
　　・球技のコーチング学／日本コーチング学会編／大修館書店
　　・スポーツ・コーチング学／レイナー・マートン／西村書店
　　・健康・スポーツ科学のための統計学／出村慎一／大修館書店

　1）自主学習によって，毎回の授業内容を習得しようとする姿勢が大切です
　2）授業内外を問わず，積極的な質問を歓迎します

　1）授業に関する学生からの質問は，各回の授業終了後または開始前に受け付けます
　2）連絡先は初回の授業時に周知します