企業システム特別研究Ⅰ
 Research in Corporate Systems I
 担当教員:洪 慈乙(HONG Ja-eul),安田 均(YASUDA Hitoshi),砂田 洋志(SUNADA Hiroshi),鈴木 明宏(SUZUKI Akihiro),髙橋 良彰(TAKAHASHI Yoshiaki),小笠原 奈菜(OGASAWARA Nana),コーエンズ 久美子(KOENS Kumiko),西平 直史(NISHIHIRA Naofumi),兼子 良久(KANEKO Yoshihisa),吉原 元子(YOSHIWARA Motoko)
 担当教員の所属:人文社会科学部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年  開講学期:通年  単位数:4単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
受講者が各自の研究計画に即し,資料読解や先行研究の読解・整理を行い,その成果を逐次発表し議論を重ねることによって修士論文のテーマや論点の設定に役立てることを目的とする。

【授業の到達目標】
企業システムにおけるそれぞれの学問体系に即して修士論文作成に必要な調査,報告,議論などの仕方を身につける。【技能】それにより,修士論文のテーマを確定できるようになる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
論文テーマ設定,分析手法確定,論文構成確定

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:51~75%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は,社会文化システムコースの特別研究として,修士論文作成のための問題意識・分析手法・結論までの論理性等を確認・指導するものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
高度で専門的な研究が遂行できる深い知識と考え方の習得を目指し,受講生それぞれの研究計画に沿って,文献講読,調査方法,研究課題の決定に関して指導を行う。
・日程
第1回,オリエンテーションとして,担当教員と学生の相談によって,それぞれの研究計画に沿った授業計画などを決める。以下はあくまで,考えられる指導の一例にすぎない。
【前期】
第1回:授業の進め方とガイダンス
第2回:修士論文執筆のための方法論,論文の作成法の解説
第3回~第15回:関連文献の読み進め(院生による報告と指導)
【後期】
第16回〜第29回:関連文献の読み進め,および,研究計画に沿った事前調査(院生による報告と指導)
第30回:修士論文の研究課題の決定と確認

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
問題関心をいっそう深め,修士論文の構想を具体化するよう努める。研究計画の進捗状況を適宜報告し,指導を受ける。詳細は各指導教員との相談のうえ決定される。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
研究計画を遂行するため,毎回,学生が主体的に調査・報告を行う必要があり,教員のアドバイスに従って,図書館などで資料収集を行う。

【成績の評価】
・基準
指導を受けた事項の理解,手法の修得の度合いを基準とする。とりわけ調査,報告,議論などの仕方が身についたか,その程度によって評価する。
・方法
研究計画に関する状況報告や授業における議論,各指導教員による指導への対応に照らして総合的に評価する。

【テキスト・参考書】
テキストなどは第1回のオリエンテーションの際に,教員・学生との相談のうえで決める。

【その他】
・学生へのメッセージ
修士論文作成のための授業なので,主体的に参加し,予習・復習を徹底する。
・オフィス・アワー
主指導教員によって,オフィスアワーは異なるため,各指導教員の担当科目のシラバスを参照すること。

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