【授業の目的】
物理学の基礎となるニュートン力学への理解を深めるため、基礎概念の定着と基本的な問題への応用を目的とする。
【授業の到達目標】
1) ニュートン力学の基本的な概念が理解できる。【知識・理解】
2) ニュートン力学の基礎的な問題が解ける。【知識・理解】
【授業概要（キーワード）】
ニュートン力学、運動方程式、運動量、力学的エネルギー
【科目の位置付け】
選択したコースカリキュラム以外の幅広い理学の基礎的知識を身に付けている。(理学部理学科ディプロマ・ポリシー参照)
【SDGs（持続可能な開発目標）】
04.質の高い教育をみんなに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
基礎概念の説明を中心とした講義。基礎的な演習問題を講義、小テストまたはレポートによって扱う。
・日程
ニュートン力学中心に行っていきます。なお、学生の理解状況によっては以下の日程の微調整が行われる可能性があります。
（第１回ー第２回）運動の記述（位置、速度、加速度）
（第３回ー第４回）運動の法則
（第５回ー第７回）運動法則の積分形
（第８回ー第９回）振動
（第１０回ー第１１回）中心力
（第１２回ー第１３回）質点系の運動
（第１４回）非慣性系における運動
（第１５回）試験とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
講義内容をノートに筆記して内容の理解に努める。積極的に発表、質問する。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
１）準備学修に必要な学修時間の目安は2時間/週です。
２）小テストまたはレポートを数回行うのでしっかりと復習のうえのぞんでください。
【成績の評価】
・基準
ニュートン力学の概念や基本法則を理解し、基礎的な問題が解けることが合格の基準です。
・方法
小テストまたはレポートの点数(約５０％）、および期末テストまたは期末レポートの点数(約５０％）の合計をもって評点とする。
【テキスト・参考書】
参考書：「力学」 植松恒夫 学術図書出版社
参考書：「物理入門コース１ 力学」 戸田盛和 岩波書店
参考書：「力学」 ランダウ、リフシッツ 東京図書
参考書：「古典力学 （上）、（下）」 ゴールドスタイン 吉岡書店
【その他】
・学生へのメッセージ
小テストまたはレポートを数回行うので、復習のペースづくりに利用して下さい。
・オフィス・アワー
webclassに質問用の掲示板を設置しますのでそちらをご利用ください。
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