オープンデスク
 Open Desk
 担当教員:三辻 和弥(MITSUJI Kazuya),建築・デザイン学科教員(Faculty of Department of Architecture, Building Science and Design)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:集中  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
建築設計事務所や建設会社などでの職場体験を通して、建築実務の基本を実践的に学ぶ。

【授業の到達目標】
・設計の現場で、建築実務がどのように行われているかについて理解する。
・大学の講義で学ぶ知識や演習・実験等で身につけた技術が建築実務の世界でどのように応用されているか理解する。
・実務者と接することで、コミュニケーション能力を養う。
・報告書の作成等の作業を通して、仕事のまとめ方を学ぶ。

【授業概要(キーワード)】
建築設計 実務 (コミュニケーション能力 報告書の作成など)

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
大学での講義と実務の関係について経験的に学ぶ。自主的な行動が求められるため、アクティブラーニングの要素も含む。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
05.ジェンダー平等を実現しよう
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
11.住み続けられるまちづくりを
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
あらかじめ登録された建築設計事務所や建設会社で短期間の実務補助を行う。期間中の作業内容については、受け入れ先企業と相談の上、決定する。
・日程
事前準備 4-5月または9-10月
受け入れ先企業の決定・打ち合わせ 6月または10月
業務内容の理解・準備 7月または10月
受け入れ先企業での実務 8-9月(2週間程度)または10-11月

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
受け入れ先企業での実務補助に携わり、建築実務について経験的に学ぶ。
実務者とのコミュニケーションや専門知識・技術について、事前に十分な準備を行うことが重要である。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
受け入れ先企業の選定にあたっては指導教員等と十分に相談して決定すること。
技術者としての実習となるので、自覚をもって責任ある行動を心がけること。

【成績の評価】
・基準
事前に十分な準備をして実習に望めたか、意受け入れ先企業での建築実務に関する知識や技術が成果として十分身についたかを評価する。
・方法
準備状況および実習後のレポートに対する指導教員の評価と、受け入れ先企業の先人者からのレポートにより評価する。

【テキスト・参考書】
テキストや参考書は使用しない。適宜、担当教員の指示に従うこと。

【その他】
・学生へのメッセージ
在学中に建築実務にかかわるよい機会です。実務者の方々とコミュニケーションをとりながら実習を進めていくことになるので、責任ある行動をとるよう心がけてください。
・オフィス・アワー
特に時間は設けないが、必要がある場合は指導教員と相談の上、決定すること。

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