情報メディアの活用
 Practical Use of Information Media
 担当教員:山本 ひろし (YAMAMOTO Hiroshi), 三上 英司 (MIKAMI Eiji)
 担当教員の所属:地域教育文化学部児童教育コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
 学校図書館司書教諭として必要になる情報やメディアの基礎を理解し活用能力を身に付ける。

【授業の到達目標】
 情報やメディアの基礎を理解し活用能力を身に付けることによって、学校図書館司書教諭の職務を遂行できるようになる。

【授業概要(キーワード)】
 学校 図書館 司書 情報 メディア インターネット ICT プログラミング

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
 学校図書館司書教諭の資格認定に必要な必修科目。卒業要件上は選択科目。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに

【授業計画】
・授業の方法
 開講形態は講義であるがグループ学習や発表も取り入れながら行う。
・日程
1. ガイダンス
2. メディアとは何か
3. 情報とは何か
4. 情報メディアの歴史
5. 学校教育と情報メディア
6. 学校図書館と情報メディア(1)
7. 学校図書館と情報メディア(2)
8. 学校図書館とインターネット
9. 学校図書館と電子ブック
10. 学校図書館と貸出
11. 司書教諭と小学校プログラミング教育(1)
12. 司書教諭と小学校プログラミング教育(2)
13. 学校図書館と知的所有権
14. 学校図書館と情報モラル
15. まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
 情報メディアは学校図書館の中でも重要性を増している。積極的な授業参加を期待する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
 課題を学習する時は、自分が学校図書館司書教諭になったことを想定して職務との関連を意識しながら取り組んで欲しい。

【成績の評価】
・基準
 情報やメディアの基礎を理解した上で活用する能力を身に付けたかどうかを基準とする。
・方法
 発表や発言、提出課題を含めて平常の受講によって採点する。試験は行わない。欠席回数が1/3を超えると自動的に不合格となる。

【テキスト・参考書】
参考書
・山本順一他「情報メディアの活用」放送大学 ISBN 9784595316494
・二村健「情報メディアの活用」学文社 ISBN 9784762020735
・探究学校図書館学編集委員会「情報メディアの活用」全国学校図書館協議会 ISBN 9784793322785
・中山伸一「情報メディアの活用と展開」青弓社 ISBN 9784787200419
・井口磯夫「情報メディアの活用」樹村房 ISBN 9784883670949
・小学校・中学校・高校 各社教科書

【その他】
・学生へのメッセージ
 新学習指導要領に基づいて今年度から小学校でプログラミング教育が必修化された。学校図書館司書教諭は小学校においてプログラミング教育の主導的役割も期待されることがある。このことを意識してプログラミング教育にも関心を向けて欲しい。
・オフィス・アワー
 山本:決まった時間帯は設けないが随時質問に応じる。不在の場合は電子メールで連絡を。
 三上:月曜日と木曜日の12:00~13:00。また授業・出張・会議以外の時間は、随時対応します。

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