【授業の目的】
ニュースを聞いて理解できる聴解力を身につけることを目指す。また、聞いて理解できる語彙を増やすこと、ニュースを通して現代の日本社会について知ることも目的とする。
【授業の到達目標】
(1)テレビのニュース番組やWebニュースを視聴し、辞書を使いながら、ニュースが理解できるようになる。【態度・習慣】 (2)よく使われる単語や表現を覚え、それを手がかりにしてニュースが理解できるようになる。【知識・理解】 (3)自国のニュースを紹介したり日本のニュースについて意見交換したり等、時事問題を話題にして話ができるようになる。【技能】
【授業概要(キーワード)】
聴解能力、ニュース、日本社会
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
この授業は、留学生・日本語を母語としない学生を対象とする日本語の聴解能力を養うことを目指す、日本語上級前半レベルの科目である。 修得単位はコミュニケーションスキルの単位に振り替えることができるが、所属学部・学科の方針を必ず確認すること。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
ニュース番組を見る。 理解問題に答える。 理解した内容について話す。 よく使われる単語や表現を学習する。
・日程
第1回 授業の進め方とガイダンス 第2-7回 ニュースを視聴する、内容について発表する、語彙・表現を学ぶ 第8回 中間試験とまとめ 第9-14回 ニュースを視聴する、内容について発表する、語彙・表現を学ぶ 第15回 期末試験とまとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
辞書を持ってくること。電子辞書も可。 ニュースには未習の単語や表現が数多く出現します。その中で、重要なことば、聞いて理解できればいいことば、使えるようになりたいことばを選択して覚えるようにしてください。また、ニュースの聞き取りにおいては、逐語的に聞き取るのではなく、キーワードや字幕を手がかりに内容を類推するという聞き方をしてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
与えられた事前課題をこなしておくこと。 日本のニュースに興味を持ち積極的に情報収集すること。 授業で学習した単語や表現を復習し覚えること。
【成績の評価】
・基準
(1)単語の読み等の支援があれば、一般的なニュースを聞いて理解できる。 (2)ニュースでよく使われる単語や表現を聞いて理解できる。 (3)日本のニュースについて意見交換したり、自国のニュースについて話して紹介したりすることができる。
・方法
参加・態度 10% クイズ 30% 事前課題 10% 中間試験 25% 期末試験 25% 授業への出席、積極的に授業に参加し発言したかどうかを考慮する。 毎回、前の週に学習した単語や表現のクイズをする。 ニュースの聞き取りに関して、事前課題を出す。 中間試験、期末試験では、授業で扱わなかったニュースの聞き取りをテストする。 全授業数の3分の1以上が欠席であった場合、期末試験の受験を認めない。
【テキスト・参考書】
事前に指定するテキスト・参考書はありません。毎回教員作成のプリントを渡します。
【その他】
・学生へのメッセージ
「読む・書く・聞く・話す」の4技能の中では、聞く力は必ず上達します。日本人と交流したり、テレビ等を視聴したりして、聞く機会を増やしましょう。
・オフィス・アワー
火曜日13:00-14:30 内海研究室(基盤教育1号館2階E-203号室)
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