バドミントン(スポーツ実技)
 Badminton (Sports Skills)
 担当教員:髙桑 秀郎(TAKAKUWA Hideo)
 担当教員の所属:地域教育文化学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:1単位  開講形態:実技
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
生涯スポーツの礎となるバドミントンの基本的な技能を習得し、ゲームを通じて、人と交流する能力を身に付ける。ゲームにおいては基本的なルールを把握し、楽しんでゲームを行う。
基本的な技能の習熟の過程では、自己の身体感覚の観察を通し、自己の身体への関心と理解を深めることを目的とする。

【授業の到達目標】
1)バドミントンの基本的な技能を理解し、実践できる。【知識・理解】
2)シングルス、ダブルスのルールを理解し、ゲームの審判とスコアを行うことが出来る。【技能】
3)バドミントンを通じ、スポーツ技能の習得に興味を持ち、自らの技能を高めるための方法に気付く。【態度・習慣】
4)生涯スポーツを実践するための基礎的な力を身につける。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
バドミントン ゲーム 生涯スポーツ 運動不足解消

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:26~50%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:26~50%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%
B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:26~50%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
この授業はバドミントンの基本技能の習得のために、繰り返しの技能練習を行い、自らの身体感覚を通じた運動の「知」を習得するものである。その過程において、問題発見や問題解決に対する姿勢、さらに主体的に学習に取り組む姿勢を評価する。
またスポーツゲームを通じて、自己の技能の向上を実感し、ゲームを行う相手や仲間の存在について敬意を持って認識し、良好なコミュニケーション能力を構築する態度を養うものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
05.ジェンダー平等を実現しよう

【授業計画】
・授業の方法
1)毎回、基本的なストロークの練習を繰り返し行うことで基本的な技能の習熟を進めたい。
2)基本技能を習得する練習を行いながら、ゲームを行っていく。ゲームを行いながら、シングルスやダブルスのルールを覚える。
3)ペアやグループを作って課題を持って練習を進めます。
・日程
第1回目4月11日(月) ガイダンス(オンライン・webclass)
第2回目4月18日(月) 基本技能の習得1(グリップ、ストローク、フットワーク、サービス)
第3回目5月25日(月) 基本技能の習得2(クリアー、ドロップ、ヘアピン)
第4回目5月2日(月) 基本技能の習得3(スマッシュ、ドライブ)
第5回目5月9日(月) ハーフコートでのシングルスゲームの実施①
第6回目5月16日(月) ハーフコートでのシングルスゲームの実施②
第7回目5月23日(月) オールコートでのシングルスゲームの実施①
第8回目5月30日(月) オールコートでのシングルスゲームの実施②
第9回目6月6日(月) オールコートでのシングルスゲームの実施③
第10回目6月13日(月) ダブルスゲームの実施①
第11回目6月20日(月) ダブルスゲームの実施②
第12回目6月27日(月) グループ対抗戦①
第13回目7月4日(月) グループ対抗戦②
第14回目7月11日(月) グループ対抗戦③
第15回目7月25日(月) グループ対抗戦④

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的な練習と技能にあわせたゲームを中心に授業を進めていきます。
スポーツをするのにふさわしい服装と内履き用の運動靴を準備してください。
授業の準備、後片付けを皆で協力して行いましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
体調を整えて怪我をしないように。
 仲間内で自主練習を行うことで技能習得はさらに進みます。
 技能の習熟には個人差があります。出来るようになるまで、繰り返し基本を行うことが大事です。
本授業科目では,以下の課題等を課します。単位制度の実質化のため,授業外における以下の予習・復習等の自主的な学修に取り組んでください。
1)準備学修に必要な学修時間の目安は以下のとおりです。 【 2 】時間/週 (注)大学院設置基準で,1単位の授業科目は45時間の学修を 必要とする内容をもって構成することが標準と定められています。
2)バドミントンの技能習得に関係する基礎トレーニングを自宅学習として行うことで効果はさらに高くなります。興味ある学生は授業内で基礎トレーニングについて質問してください。

【成績の評価】
・基準
授業に2/3以上出席し、バドミントンの基礎技能を身に付けるための授業での活動に積極的・能動的に参画できていることが合格の基準です。
・方法
平常点80点、ゲームなどの記録内容、受講態度・個人記録、準備、運営への協力など20点

【テキスト・参考書】
名倉康弘著 ぐんぐんうまくなる!バドミントン(ベースボールマガジン社)
注:購入を求めるものではありません。

【その他】
・学生へのメッセージ
欠席、遅刻は極力しないこと。
履修が決まったら、途中で勝手に履修放棄しない。
体育館で実施しますので屋内用の運動靴を準備すること。
ラケット、シャトルは授業で準備しますが、自分の道具を使う場合は自己責任で管理すること。
裸足やスリッパでの参加はしないようにしましょう。
経験の有無や体力レベルに差があることを踏まえて、進めていきます。疑問や問題が生じた時は遠慮なく申し出てください。
夏期に向けて暑くなるので、着替えやタオルを準備しましょう。
体育館を出る際は教員に一言伝えること。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後または開始前に受け付けます。

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