【授業の目的】
ベクトルと行列の理解を深め、線形代数学に慣れることを目的とする。
【授業の到達目標】
線形空間の基本的な性質を説明できる。【知識・技能】
行列の固有値、固有ベクトルの計算および行列の対角化ができる。【知識・技能】
【授業概要（キーワード）】
線形独立、線形従属、固有値、固有ベクトル、対角化、内積、シュッミトの直交化法
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
D-1．演習、実習、実験等を行う機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
理工系の基礎となる線形空間・線形写像とその応用法を理解することにより，学問の実践に必要な基礎的能力を身につけるものである（基盤教育の基本理念より）．
【SDGs（持続可能な開発目標）】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
線形代数の理論についてテキストを中心とした講義形式で授業を行う。適宜、問題演習を行う。
・日程
１：線形空間
２：線形独立・線形従属
３：基底
４：部分空間
５：線形写像
６：内積空間（１）
７：内積空間（２）
８：直交行列
９：演習
１０：固有値・固有ベクトル（１）
１１：固有値・固有ベクトル（２）
１２：行列の対角化（１）
１３：行列の対角化（２）
１４：演習
１５：まとめと試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
欠席しない。復習を行う。講義内容やテキストの内容の理解を深める努力を行う。例題の問題と解答を理解する。問題演習には積極的に取り組む。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
演習問題をくり返し解く。テキストやノートを読み返してみる。重要な部分をあらためてノート等に書いてみる。
【成績の評価】
・基準
線形空間の基本的性質を説明でき、計算ができること。
行列の固有値、固有ベクトルが計算でき、対角化ができること。
・方法
試験（６０％）と課題（４０％） により評価する.
【テキスト・参考書】
テキスト：「線形代数 例とポイント」、三宅敏恒著、培風館
【その他】
・学生へのメッセージ
積極的に問題を解いてみましょう。わからない事は繰り返し粘り強く考えましょう。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」については、授業で曜日、時間等をお知らせします。
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