【授業の目的】
農学のフロンティアは全方向に360°拡がっている。農学研究科に入学した学生に,当研究科で現在行われている最新・最先端の研究(特にプロジェクト型研究)を紹介し,農学研究の面白さを伝えることを目的とする。
【授業の到達目標】
本科目を受講した学生は,農学のフロンティアは全方向に360°拡がっていることを理解するとともに,農学に課された問題に関する知識を身につけることができる。【知識・理解】
【授業概要(キーワード)】
農業生産,生命・バイオ,食品科学,生物環境
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
農学専攻のディプロマポリシーのうち,「食料・生命・環境科学に強い関心を持ち、主体的・自律的に学習を継続できる」を習得するための科目である。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
02.飢餓をゼロに 03.すべての人に健康と福祉を 06.安全な水とトイレを世界中に 12.つくる責任つかう責任 15.陸の豊かさも守ろう
【授業計画】
・授業の方法
・面接授業で実施する。 ・農学部の複数の教員がオムニバス方式で,主にパワーポイントを用いた講義を行う。
・日程
この授業は以下のテーマで行う予定であるが,順番変更の可能性がある。確定したスケジュールは,第1回の授業時に周知する。 第1回 ガイダンス・農学とは?(林田光祐) 第2回 創薬研究拠点(小林 翔) 第3回 食の学際的拠点(村山秀樹) 第4回 スマート農業(片平光彦) 第5回 スマートテロワール(浦川修司) 第6回 野生動物管理(江成広斗) 第7回 アジアの水・食・健康リスク講座(渡部 徹) 第8回 まとめ・これからの農業と農学(堀口健一)
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
パワーポイントを用いて講義を行うのが大半なので,各自ノートを取り,整理する。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・準備学修に必要な学習時間の目安は,1時間/週です。 ・講義を受講した当日にノートを整理し、講義内容を復習する。また,関連の論文を読む。
【成績の評価】
・基準
農業生産,生命・バイオ,食品科学,生物環境に関する幅広い知識を理解したことを合格の基準とする。
・方法
8回の講義でそれぞれ平常点とレポートから総合的に100点で評価し,その平均を評点とする。
【テキスト・参考書】
特に指定せず,8回の講義のそれぞれで必要な資料を配付する。
【その他】
・学生へのメッセージ
農学のフロンティアは全方向に360°拡がっています。農学研究科に入学した皆さんに,当研究科で行われている最新・最先端の研究(特にプロジェクト型研究)を紹介することで,農学研究の面白さが伝わればと思っています。
・オフィス・アワー
・毎日の昼休み12:00~13:00(1号館5階の渡部徹研究室)。 ・講義の内容に関する質問は,担当教員にメール(アドレスは授業の際に知らせる)で連絡すること。
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