【授業の目的】
公衆衛生看護における母子保健活動の基盤となる制度と理論,方法の理解
【授業の到達目標】
1.公衆衛生看護における母子保健活動の意義・目的・動向を理解できる 2.乳幼児期の発育・発達および生活の特徴と保健指導を理解できる 3.女性のライフステージに応じた保健指導を理解できる 4.子育てのリスクをもつ親子への保健指導を理解できる 5.公衆衛生看護における母子を対象とした健康相談,健康診査,家庭訪問,健康教育などの個別的・集団的な支援技術の基本を修得できる
【授業概要(キーワード)】
公衆衛生看護,母子保健,乳幼児
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25% D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
【科目の位置付け】
専門的な公衆衛生看護活動の知識および援助方法のなかで,母子保健活動の基盤となる制度と理論,方法について理解するものである
【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
対面講義とする 各講義ごと資料を配布し,テキスト,パワーポイント,DVDを用いて要点を整理した講義を行う 講義内容に関する意見,感想などを尋ね学生の参加を促す講義とする
・日程
第1~2回 母子保健に関する法律と体系 第3回 乳幼児に対する母子保健活動 第4回 女性・母性に対する母子保健活動 第5~7回 母子を対象とした個別的・集団的な支援技術の基本(家庭訪問,健康相談,健康教育,健康診査) 第8回 試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
テキストや配布された資料を活用し,キーワードや重要事項に線を引いたり,筆記するなどして内容の理解に務めてほしい わからないことは自分で調べたり,質問するなどして公衆衛生看護学の概要について主体的に学んでほしい
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
既習科目の学習内容と統合して予習・復習する 講義テキストや参考書,資料等の情報を統合・要約して予習復習する
【成績の評価】
・基準
以下を合格の基準とする 1.公衆衛生看護における母子保健活動の意義・目的・動向を理解できる 2.乳幼児期の発育・発達および生活の特徴と保健指導を理解できる 3.女性のライフステージに応じた保健指導を理解できる 4.子育てのリスクをもつ親子への保健指導を理解できる 5.公衆衛生看護における母子を対象とした健康相談,健康診査,家庭訪問,健康教育などの個別的・集団的な支援技術の基本を修得できる
・方法
1.出席・授業への参加状況 毎回出席を確認し授業に対する意見・感想,自己評価を求める 2.レポート課題 家庭訪問,健康診査に関するレポートを課す 3.筆記試験 遠藤先生分の出席回数3/4以上の者を対象に試験を実施する 6割以上を合格とする 再試験は1回のみ実施する 4.最終評価 全授業の出席回数3/4以上ならびに筆記試験6割以上を評価対象とする 筆記試験(60点),レポート課題(30点),出席・授業への参加状況(10点)
【テキスト・参考書】
<参考書> 標美奈子他:標準保健師講座1公衆衛生看護学概論,医学書院 中村裕美子他:標準保健師講座2公衆衛生看護技術,医学書院 中谷芳美他:標準保健師講座3対象別公衆衛生看護活動,医学書院 我部山キヨ子他:助産学講座1基礎助産学1助産学概論,医学書院 横尾京子:助産学講座8助産診断・技術学Ⅱ3新生児期・乳幼児期,医学書院 一般財団法人厚生労働統計協会:国民衛生の動向,厚生の指標増刊
【その他】
・学生へのメッセージ
受け身ではなく、質疑応答や意見交換を通して理解を深めてほしい 規則正しい生活を心がけ、勉強に集中できるよう健康管理に留意すること
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」を下記のとおり設ける 非常勤講師:原則として授業終了後 森鍵・赤間・地域看護学研究室(武田:2階):開講日、授業終了後 会議や出張等で不在にすることもあるため、確実に面談したい場合は事前に連絡すること 連絡先は初回の授業で周知する
<非常勤講師> 山形県立保健医療大学看護学科 教授 遠藤恵子
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