看護学英語
 English for Nursing Care
 担当教員:片岡 ひとみ(KATAOKA Hitomi),志田 淳子(SHIDA Junko),村田 恵理(MURATA Eri)
 担当教員の所属:医学部看護学科
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年、3年  開講学期:通年  単位数:2単位  開講形態:講義・演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
医療現場で必要とされる専門用語を習得するとともに、海外からの患者にも対応した会話能力を養成する。
看護や医学に関連する専門領域の英米の教科書、雑誌等の講読を通して、看護実践や研究で必要な英語の基礎知識を身につけ、英文読解力を向上させる。

【授業の到達目標】
1) 看護・医学関連の英文雑誌、教科書等を必要なときに読みこなすための基礎力を養う。【知識・理解】
2) 臨床で必要とされる基本的な定型英会話フレーズを身につける。【知識・理解】
3) 基本的な定型フレーズを実際に使うことができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
臨床看護英語、医学関連用語、臨床英会話

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
総合科目 国内外における社会と人々の生活に関心を持ち、変化に対応できる能力を身につける基礎となる。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を

【授業計画】
・授業の方法
1) 看護や医学に関わる英文資料をもとに、輪読を基本として内容を理解する。
2) 実践的な英会話表現や緊急時の用語を訓練する。
・日程
第1~5回 看護・医学関連用語学習、状況別英会話表現学習
第6~10回 動画教材を活用したリスニング、スピーキング、リーディングの実践、ペアワーク
第11~15回 英文輪読、抄読会

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
担当講師の指示に従い、配布された講義資料をもとに与えられた課題について充分に予習して講義に臨む必要がある。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
事前に配布される講義資料は、英語の辞書を活用して英文和訳を試み内容を理解しておくことが求められる。資料の輪読に際して行われた解説等を参考に、内容が理解できていることを確認すること。また、自習により基本的な英文の構造を理解する。
会話表現については、講義の時間以外にも緊急時に会話表現がスムーズにでてくるように各自で声に出して練習する。

【成績の評価】
・基準
1) 医学・看護関連用語を知っており、医学・看護関連英文を読みこなせる。
2) 臨床関連の英会話表現を知っている。
3)臨床関連の英会話表現を使いこなせる。
・方法
筆記試験で3回の平均が60点以上を合格とする。
ただし、合格には演習への参加が必須である。
最終評価は筆記試験と演習への参加状況を総合して行う。

【テキスト・参考書】
担当教員が作成する資料を配布する。必要に応じ参考書を紹介する。

【その他】
・学生へのメッセージ
英英辞典や英和辞典をいつも身近に置き、億劫がらずによく辞書をひくこと。
辞書をひきながらでも、少しずつ英文を読もうとする日々の努力が、将来につながる。近い将来では、卒業研究や大学院において必ず役にたってくる。
・オフィス・アワー
研究室に在室している場合は随時相談を受け付けます。
会議、講義や実習、出張で不在の場合や実験中で応じられない場合もあるため、確実に面談したい場合は事前予約をお願いします。

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