特別講義(システム創成情報入門)
 特別講義(情報処理)
 担当教員:古川 英光(FURUKAWA Hidemitsu),武田 広幸(TAKEDA Hiroyuki)
 担当教員の所属:大学院理工学研究科(工学系)システム創成工学分野
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):官公庁システム構築の実務経験のあるものが、ドキュメンテーションやプログラミングの指導を行う。
 開講学年:1年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
コンピュータを取り扱うことのできる能力は、今日の大学での勉学・研究活動に必須の条件となる。本授業では、山形大学の情報処理環境(パーソナル・コンピュータ)を使用し、情報収集・解析、および、結果のアウトプットを行うために必要と思われる事項を広範囲に習得する。

【授業の到達目標】
・山形大学の情報処理環境を利用できる知識を身に着けることができる。
・基礎的なPCの操作やPCを使った基礎的な文章/プレゼンテーションの作成、データ解析ができるようになる。
・情報収集や解析のための簡単なプログラムが組めるようになる。

【授業概要(キーワード)】
情報処理、Microsoft Office、Python言語、クラウド/SNSサービス

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
D-2.事前学習(下調べ、調査等含む)で習得した知識等を踏まえて演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%

【科目の位置付け】
学部・学科のカリキュラム・ポリシーとの関係については、「カリキュラム・マップ」を参照し、よく理解したうえで履修してください。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
以下の内容について講義と演習を行う。WebClassを利用したオンデマンド遠隔授業となります。前期オリエンテーションで配布されたユーザー名(ID)・パスワードの記載された用紙を必ず持参すること。
・日程
(1) イントロダクション・環境説明と操作
(2) MS Word(文書作成ツール)の目的と使い方
(3) MS Excel(表計算ツール)の目的と使い方
(4) MS PowerPoint(プレゼンテーションツール)の目的と使い方
(5) GoogleMapプラットフォームを使ってみよう
(6) プログラミング初歩 Pythonの概要
(7) Webスクレイピングとファイル操作
(8) WebAPIを触ってみよう
(9) Wikipediaを自動収集してみよう
(10) プログラムで画像を編集してみよう
(11-15) 各テーマの習得を測るレポートの提出
※授業の進捗、学生からの希望等により、内容を調整する場合があります。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
積極的にPCを利用して、手を動かして習得に努めること。授業以外でもコンピュータに触れる機会をつくること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
基本的に予習は不要。授業で紹介する情報サイト等をよく読み進め、コンピューターを使って何ができるか、自身の研究・学習にどう活かせるかを日々考察すること。

【成績の評価】
・基準
出席回数、課題提出をもって成績評価を行う。
・方法
出席回数50%、レポート提出課題各20点×5回(予定)を50%配分とし評価する。

【テキスト・参考書】
テキストとして、国立大学法人山形大学2022年度『情報処理』を使用します。
その他、インターネット上の情報を元に講義を進める。

【その他】
・学生へのメッセージ
コンピューターを使いこなすことによって、自身のインプット・アウトプットの能力が強化されていくことを実感できる講義にしていきます。
体系化された理論などではなく、Tips集のようなライトな内容になります。なかには骨のある課題があるかもしれませんが、真面目に参加していただければ評価しますので、ぜひ楽しみながら受講してください。
・オフィス・アワー
講義に関する学生からの質問は、WebClassのメッセージや質問箱にて受け付けます。
講師からの返信は基本的に「講義日」となりますことご了承ください。

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