【授業の目的】
元素の性質、化学結合、結晶構造、化学反応に関する、基礎的事項を解説する。また、これらの基礎的事項を踏まえ、金属材料の製錬、無機材料の設計と性質および応用についての理解を促す。
【授業の到達目標】
1.有効数字、2.元素の電子配置、3.結晶構造、4.鉄、アルミニウム、銅、チタン、5.固体の電気的性質、6.バンド構造、7.半導体、8.n型酸化物とその応用、9.p型酸化物とその応用、10.生体材料。これらのうち60%以上を理解させる。
【授業概要（キーワード）】
元素の性質、固体材料の作製、固体の構造、固体の性質、固体の応用
【SDGs（持続可能な開発目標）】
04.質の高い教育をみんなに
07.エネルギーをみんなにそしてクリーンに
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
【授業計画】
・授業の方法
授業中および授業後の知識確認の演習問題とその解説を交えつつ、知識の確認を図りながら講義する。
・日程
1回目、2回目：有効数字とその取扱い、3回目：原子と元素、4回目：原子軌道と電子配置、5回目：化学結合と元素の性質、6回目：鉄、7回目：銅、8回目：アルミニウム、9回目：チタン、10回目、11回目：固体の電気的性質、12回目、13回目：半導体とその応用、14回目：生体材料、15回目：期末試験
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
授業をよく聴き、理解すること。Webクラスに資料をアップするので活用のこと。
学習時間の目安：1時間／週
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
Webクラスに資料をアップするので活用のこと。疑問がある場合は、電子メールまたは来室して質問してください。
【成績の評価】
・基準
定期試験で評価する。60%以上の正解で合格とする。
・方法
定期試験。5回欠席した学生は単位を修得できない。遅刻は1/2回の欠席とみなす。
【テキスト・参考書】
テキストは使用しないが、5回目までは、図書館にある下記の書籍が参考になる。
「理工系基礎レクチャー 無機化学」、鵜沼英郎・尾形健明著、化学同人
【その他】
・学生へのメッセージ
無機化学は、材料工学の基礎でもある。毎回の授業をきちんと理解するよう、努めて下さい。
・オフィス・アワー
月曜日16:00～17:00、3-3202室。ただし、それ以外の時間帯でも対応が可能なので、メールを送ってもらえれば必ず返信します。
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