【授業の目的】
専門科目で学んだことを活かして社会的・空間的・歴史的・環境的な観点から都市・地域計画を総合的にまとめ提案・実践することを目的とする。
【授業の到達目標】
プランニングから実践まで都市・地域計画のPDCAサイクルを習得する。グループとのディスカッション、地域での調査や提案のやりとりのなかででコミュニケーション能力を育成する。
【授業概要(キーワード)】
都市計画 地域計画 総合計画 都市計画マスタープラン 住宅マスタープラン 区画整理 都市再開発 線引き 用途地域 コンパクトシティ 住民参加 農山村振興
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25% C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25% B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25% B-3.習得した知識を活用する中で、学生グループがテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、互いの考えを理解し合う中から新たに独自の意見や考え方を創り出す機会がある。:1~25% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:1~25%
【科目の位置付け】
都市・地域計画の講義と連動して実地的に学びを深める。地域とのコミュニケーション力、未来を俯瞰的に捉え、表現する力を養う。
【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう 03.すべての人に健康と福祉を 04.質の高い教育をみんなに 11.住み続けられるまちづくりを 17.パートナーシップで目標を達成しよう
【授業計画】
・授業の方法
本講義は地域でのフィールドワークを行い、計画づくり、実践までを総合的に行う。
・日程
第1回:ガイダンス 課題の説明 第2回:課題地域の概要説明 第3回:フィールドワーク 現地調査 空間の特性の把握 第4回:フィールドワーク 現地調査 社会的環境的特性の把握 第5回:プランニング1 ディスカッション・エスキース 第6回:プランニング2 具体的な計画づくり 第7回:計画案の提案ー地域との共創 第8回:実践に向けた計画のブラッシュアップ 第9回:計画の実践1 第10回:計画の実践2 第11回:計画の実践3 第12回:計画の実践4 第13回:持続可能性を高めるためのしくみづくり 第14回:プレゼンテーション 第15回:ふりかえり
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
地域の課題や課題解決に取り組む動きについて関心をもって広く情報収集をしておくとより理解が深まる。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
シラバスを参照して事前に講義の概要を理解しておくこと。
【成績の評価】
・基準
到達目標に達しており、キーワードの説明ができることを基準とする。
・方法
毎回講義の終了時に提出してもらう小レポート(4回)及び、最終レポートの内容で評価する 。
【テキスト・参考書】
参考書 都市・地域の持続可能性アセスメント 人口減少時代のプランニングシステム 原科 幸彦 (著, 編集)他 学芸出版社 2015年 世界の地方創生: 辺境のスタートアップたち 松永 安光 (著, 編集)他 学芸出版社 2017年 観光まちづくり―まち自慢からはじまる地域マネジメント 西村幸夫編著他 学芸出版社 2009年 「観光まちづくり」再考(地域づくり叢書6): 内発的観光の展開へ向けて 安福 恵美子 (著) 古今書院 2016年 他
【その他】
・学生へのメッセージ
都市デザインに関する多様なディスカッションを通して、それぞれの修士論文執筆に向けた思考の整理となるような講義を目指しています。
・オフィス・アワー
水曜日12:00~13:00 事前にメール等で連絡をとること。
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