【授業の目的】
日本文学を中心とした文学の基本的な知識を獲得することを目的とする。特に古典文学や日本文学の特性などを中心とする。
【授業の到達目標】
日本文学の特性と歴史的な変遷、さらに文学周辺の事象との関係が理解できるようになる。
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：26～50％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：1～25％
A-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
教員免許状（国語）取得のための選択科目 教科に関する科目（国語）
【授業計画】
・授業の方法
基本的に講義であるが、読解力や文学の知識を高めるために、受講者の調査や創作なども加える。
・日程
第１回：文学とは何か。
第2～6回：古典文学の種々相（韻文篇）
第7回：U39短歌への参加
第8～13回：古典文学の種々相（散文篇）
第14回：伝本と写本
第15回：まとめ
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
事前に配布した資料をしっかりと読んだ上で、授業に臨むこと。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
日本文化や日本文学の概論書、入門書、また高校時代に参考とした『国語便覧』などを読んで、知識を深めておくと理解しやすくなる。
【成績の評価】
・基準
日本文学の特性、時代区分の意義、文学の周辺との関連など、日本文学の基本的な知識が習得できているか。
・方法
学期末のレポート（5割）に、毎回の授業時の質問や感想など、提出物で5割。
【テキスト・参考書】
テキスト：使用しない。
参考書：『文学概論』（桜楓社･吉田精一）など。多岐にわたるので、授業時に紹介する。
【その他】
・学生へのメッセージ
とにかく、古典文学、近代文学に少しでも多く触れること。作品、作家は問わない。
・オフィス・アワー
木曜14:00〜17:00。山﨑研究室。面談希望の場合はできるだけ事前に連絡してください。連絡先は授業でお知らせします。
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