【授業の目的】
日本近代文学の主要作家の、著名な短編小説などを読み、その文学世界を理解する。
【授業の到達目標】
1 近代の主要作家の文学の特性を把握できるようになる。 2 取り扱った作家を近代文学史上で位置づけることができるようになる。
【授業概要(キーワード)】
近代文学 小説 短歌 俳句
【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100% C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:76~100% C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:76~100%
【科目の位置付け】
教員免許状取得のための選択科目。教科に関する科目(国語)。教材として扱うことになる作家・歌人・俳人を扱う科目である。
【授業計画】
・授業の方法
発表形式。担当する作家、歌人、俳人について調査し、資料に基づいて発表し、他の受講者からの質問に答える。
・日程
第1回:ガイダンス。担当者・発表順を決定。その後、図書館にて雑誌論文の探し方を体験する。 第2~14回:担当者の発表とその質疑応答。漱石・鴎外・一葉・芥川・太宰などを予定。 第15回:担当者の発表とその質疑応答。最後のまとめ。
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
担当者は、作品・作家などに関する質問に答えられるように準備すること。 担当者以外は、発表作品を熟読して授業に臨み、必ず1回以上質問をすること。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
授業でふれる作家、その周辺の作家の作品など、紹介する資料や作品などにも触れて、知識を広げることができると、より充実した授業となる。
【成績の評価】
・基準
1 担当した作家などについて詳細に調査して資料を作成していたか。 2 発表が理解しやすいものとして工夫がしてあったか。 3 他の受講者の発表に積極的に質問をしていたか。
・方法
発表資料の内容と発表のしかた(7割)と、他人の発表への質問(3割)によって評価する。
【テキスト・参考書】
テキスト:使用しない。 参考書:取り扱う作家ごとに研究書や論文について、発表者に指示する。
【その他】
・学生へのメッセージ
国語科という授業で直接取り扱うことの多い作家がほとんどなので、丁寧に調査し、先行研究もしっかりと読んでほしい。この調査が卒研の調査の基礎になることも考えて、研究のあり方も学んでほしい。
・オフィス・アワー
木曜14:00〜17:00。山﨑研究室。面談希望の場合はできるだけ事前に連絡してください。連絡先は授業でお知らせします。
|