専門基礎語学(英語)
 Basic Language Skills for Global Studies (English)
 担当教員:山口 良枝(YAMAGUCHI Yoshie)
 担当教員の所属:人文社会科学部 非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:グローバル・スタディーズコース1年生(他コースの人は履修できません)  科目区分: 
【授業の目的】
グローバル・スタディーズコースの専門分野の学修や研究において必要とされる英語読解力の基礎を養成する授業である。テクストの特性に応じて、正確な文法理解に基づく読解力の向上を目指す。
*この授業は、後期授業開始前にプレイスメントテストを実施し、クラス分け(クラス指定)を行う。具体的な実施方法は後期授業開始前にWebClassで連絡する。

【授業の到達目標】
専門的な語彙を含む文化、社会、人間、生活、科学などに関する英文を読み、概要を把握するのではなく、正確な文法理解に基づいて内容を的確に把握できる。

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%
B-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
グローバル・スタディーズコースの専門分野の学修や研究において必要とされる英語読解力の基礎を養成する授業である。1年次必修科目。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
06.安全な水とトイレを世界中に
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
SDGsに沿った内容の、歴史的名文、著名人による文章を読む。
数パラグラフごとに、グループもしくはペアで内容確認をしたのち、難解であろう文の訳を代表者にしてもらう。
期末テストは行わないで、各文章を読み終えた翌週にまとめのテストを実施する。

・日程
 第1回   オリエンテーション
 第2・3回 目標1 貧困   「Nobel lecture by Dr. Muhammad Yunus」
 第4・5回 目標16 平和   「Constitution of UNESCO」
 第6・7回 目標15 陸上資源 「Silent Spring Chapter 2 Summary」
 第8・9回 目標2 飢餓   「The Challenge of Famine」
 第10・11回 目標6 水・衛生  「Growing more Food with Less Water」
 第12・13回 目標3 保健    「Prevention of Child abuse」
 第14・15回 英字新聞より直近の記事を読む

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
 予習の上、理解できない部分を把握しておく。
 自分の考えを述べられるように、常日頃、広い視野と知見を養うように心がける。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
英語は最後は単語力だと思います。単語の暗記は英語学習の中で最も避けたいものかもしれませんが、その重要性を理解し、そのための努力を実践し続けてください。続けた人だけが、「英語ができる」ようになるのだと思います。

【成績の評価】
・基準
 授業の到達目標で示した、専門的な語彙を含む文化、社会、人間、生活、科学などに関する英文を読み、正確な文法理解に基づいて内容を的確に把握できることを合格の基準とします。 
・方法
 まとめのテスト70% 小テスト30%

【テキスト・参考書】
 テキストは使用しない。プリントを配布。

【その他】
・学生へのメッセージ
 授業のtime performanceを重視してください。
 日本の英語教育は長年「読めるのに話せない人を育成している」という批判にさらされ、近年会話重視になっております。その為「文法なんていらない」という間違った認識が広がっております。けれども、教養ある大人として当然読めるべき英字新聞記事、雑誌などを読むには英文法力は必須です。文法を暗記するにとどまらず、身についた文法力を講読実践のツールをして使えるところまで、熟成させてください。
 なお、授業中の着帽は、特段の理由がない限りご遠慮くださいますようお願い致します。
・オフィス・アワー
 授業に関する学生からの質問は,各回の授業終了後又は開始前に受け付けます。

11030101-2023-31-12209