経営学b
 Business Management(b)
 担当教員:庄司 義弘(SHOJI Yoshihiro)
 担当教員の所属:人文社会科学部非常勤講師
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):銀行員として実務経験のある教員が、金融業務の経験を活かして、企業経営と経営理論について講義する。
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この講義では、学生のみなさんが現実の企業行動から、経営戦略がどのように実行され、イノベーションがどのように生成されるかを理解し、社会の実体に対して影響していることを理解することを目的とします。

【授業の到達目標】
経営戦略やイノベーションについて、経営事象の中から指摘し、表現ができる。【知識・理解】

【授業概要(キーワード)】
差別化、顧客価値、製品ライフサイクル、垂直統合、オープンイノベーション、経営戦略

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この授業は,企業の現実の活動について経営戦略論・イノベーション論の観点から論理的に分析し,解決策を提案する力を身につけるために編成される科目である(人文社会科学学部のカリキュラム・ポリシー)。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
12.つくる責任つかう責任

【授業計画】
・授業の方法
教員が作成するレジュメに基づいて講義を進めます。この講義は、原則対面方式で講義で行う予定です。
・日程
内容及び進度予定は以下のとおりですが、状況によって若干内容を変更する場合もあります。

1. イントロダクション
 (経営戦略・イノベーションとは)
2. 業界の構造分析
3. 競争優位と差別化
4. 顧客価値
5. 製品ライフサイクル
6. 垂直統合
7. 企業活動領域の設定と再構成
8. 経営戦略のタイプ
9. イノベーション・マネジメント
10. 産業とイノベーション
11. イノベーションとアントレプレナーシップ
12. 新製品開発のマネジメント
13. イノベーションと制度
14. イノベーションのタイプとオープン
  イノベー ション
15. ケーススタディ・まとめ

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
レジュメ基づいて講義を進めていくため、身近な事例と関連させながら復習を行い、講義内容の理解を促進させてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
7回終了時に課題レポート、最終回終了時に期末レポートを課します。レポート課題の提出に向けて、講義内容をまとめておいてください。

【成績の評価】
・基準
実際の経営事象と、経営戦略やイノベーションとの関連性を適切に説明できることを合格の基準とします。
・方法
提出された課題レポートによって評価します。
・7回終了時の課題レポート:40%
・最終回終了時の期末レポート:60%
※講義回数の3分の2の出席をもって成績評価の前提とする

【テキスト・参考書】
この講義ではテキストは使用しません。
※講義の前にWebClassに資料を配信します。
 手元に用意して講義に臨んでください。
参考文献:網倉久永・新宅純二郎(2011)『経営戦略入門』日本経済新聞出版社、一橋大学イノベーション研究センター編(2017)『イノベーション・マネジメント入門』日本経済新聞出版

【その他】
・学生へのメッセージ
企業経営における経営戦略やイノベーションを学ぶ学生に向けた講義です。身近な企業事例から経営戦略やイノベーションを学びます。学生それぞれの目的を意識して受講してください。
・オフィス・アワー
授業に関する学生からの質問は、各回の授業終了後又は開始前に受け付けます。

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