グローバル・プロブレマティーク基礎演習c
 ntroductory Seminar on Global Problematique (c)
 担当教員:赤倉 泉(AKAKURA Izumi)
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科グローバル・スタディーズコース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:2年,3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業では「グローバル・プロブレマティーク」という共通枠組みの中で、各クラスで指定されたテーマに沿って授業を進めます。このクラス(基礎演習c)のテーマは、米中関係から考えるグローバル・イシューです。アメリカと中国は国際政治を動かす主要プレーヤーであり、米中関係という視点から世界の動きを見ていくことで、世界で起きている事柄に対する理解を深めることができます。また、日本はアメリカの同盟国であると同時に中国の隣国という位置付けにあることから、どのような立場に置かれているのか、客観的に見る目を養います。

【授業の到達目標】
1)現在、世界で起こっている現象について体系的な知識を習得する。
2)プレゼンテーションに必要な技術を身につけることができる。
3)発表や議論を通じて、人にわかりやすく説明し、自分の意見を述べることができる。

【授業概要(キーワード)】
国際政治 米中関係 安全保障 

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
グローバル・スタディーズコースの2年次生を主たる対象とした必修科目であり、 本格的な専門分野の勉強を進めるための基礎的能力を養成するものです。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
04.質の高い教育をみんなに
10.人や国の不平等をなくそう

【授業計画】
・授業の方法
各クラスで指定されたテーマにしたがって、演習形式で授業を進めます。また、 個人発表やクラス討論の作法、調査のやり方、レポートの書き方など、GSコース における学問の基礎的手法についても、合わせて学びます。
・日程
詳細はガイダンス時にお伝えします。

第1回  ガイダンス
第2回 米中関係概説、プレゼンの方法
第3~第14回 グループ発表、議論
第15回 全体のまとめ

提出物は、毎週の小レポートと期末レポート(報告テーマをまとめたもの)です。

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
発表者はプレゼンがきちんとしたものになるよう事前準備を行い、発表を聞く際は積極的に議論に参加するよう心がけてください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
日頃から時事問題に目を向け、世界では何が起こっているか理解しておく。また、新聞や論文などの長い文章を読解し要約する練習、レポートを書く練習を積み重ねておくと役に立ちます。

【成績の評価】
・基準
(1)現在の国際情勢について体系的な知識を習得しているか、(2)プレゼンテーションに必要な技術を身につけているか、(3)積極的に発表や議論を行い、参加することができたかという点から総合的に評価します。
・方法
発表内容、討論への参加態度 50%
小レポート、期末レポート  50%

【テキスト・参考書】
授業時に指示します。

【その他】
・学生へのメッセージ
・グローバル・プロブレマティーク基礎演習は指定クラス制となっており、受講 者の側でクラスを選択することはできません。クラス分けは、学期の初めに掲示 します。 ・GS基礎演習はGSコース学生のみを対象とした授業であり、他コースからの履修 は原則として認めません。
・オフィス・アワー
赤倉:火水曜日12:10〜12:50 人文棟3号館7階赤倉研究室 (連絡をもらえればいつでも対応します)

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