公共政策・地域課題実践演習B1
 PBL Seminar (Regional Issues B1)
 担当教員:柿﨑 慎也
 担当教員の所属:人文社会科学部人文社会科学科地域公共政策コース
 担当教員の実務経験の有無:
 担当教員の実務経験の内容(有の場合):企業や行政、学術機関、産業支援機関等でのフィールドワークを通して、地域の課題解決について実践的に取り組んでいく方法論を身に着ける。
 開講学年:3年,4年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
地域の産業界や行政が抱える具体的な課題を取り上げ,それに対応する分析方法を演習内の討論によって学ぶ。

【授業の到達目標】
地域の実状を知るための手法を自らの作業によって習得し,そこから自分なりの意見を展開させていくことができる。

【授業概要(キーワード)】
地域産業、地域科学技術イノベーション、地域連携、アクターネットワーク

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は,地域の課題を公共政策や地域政策の観点から論理的に分析し,論理的に課題解決策を提案する力を身につけるために編成される科目です。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
08.働きがいも経済成長も
09.産業と技術革新の基盤をつくろう

【授業計画】
・授業の方法
山形市内の官庁、公設試、産業支援機関等を訪問し,地域産業を取り巻く課題を調査し解決策を提言してもらいます。課題解決策をプレゼンテーションし,他者からの意見をもとにブラッシュアップします。なお,山形市内の官庁、公設試、産業支援機関については,事前に講義します。
・日程
第1回.授業の進め方とガイダンス
第2回.地域科学技術イノベーションとは
第3回.地域連携とは
第4回.山形市内産業の動向と産業支援政策
第5回.山形市内の公設試及び産業支援機関
第6回.視察箇所と調査内容の選定
第7回.現地視察1
第8回.現地視察2
第9回.現地視察3
第10回.現地視察4
第11回.課題整理1
第12回.課題整理2
第13回.プレゼンテーション
第14回.討論
第15回.総括

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
事前に日程調整を行うので,現地視察には必ず出席してください。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
視察の前に,調査の事前準備をしっかり整えておいてください。そして、視察後は,地域産業を取り巻く課題に対して自分なりの意見をとりまとめておいてください。

【成績の評価】
・基準
1)現地視察に主体的に参加できることを合格の基準とします。
2)現地視察の事前調査を十分に行って、視察の際に主体的に質問ができることを合格の基準とします。
3)プレゼンテーションで自分なりの意見を論理的に展開させていくことができることを合格の基準とします。
・方法
評価は,現地視察の参加(30%),レポート(40%),プレゼンテーション(30%)によって行います。

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありません。必要な資料を授業ごとに配布し、授業進度、学生の理解に合わせて,適宜指定します。

【その他】
・学生へのメッセージ
地域産業を支援する様々な機関の特徴や役割、関係性を調査し、自分で記述してみる事で、地域におけるイノベーション創出についての課題を発見し、自分なりの課題解決策を練り上げてみましょう。
・オフィス・アワー
授業時間外に学生の質問に答えるオフィスアワーは、人文社会科学部1号館4階の柿﨑研究室にて、水曜日12:30~14:30の間に設けます。 上記の時間以外でも在室時は質問などに対応します。

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