鳥の文化史(文化論)
 Cultural History of Birds(Culture)
 担当教員:白石 哲也(SHIROISHI Tetsuya)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業の目的は,人と鳥との関わりを文化史的視点から見つめ、文化と歴史性を身に着けることです。

【授業の到達目標】
1)文化史に関する基本的な知識を身に着け、説明することができる。【知識・理解】
2)自分の考えを論理的に他人に伝えることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
鳥、歴史、文化

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:51~75%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この授業は、過去の人々の営みについて複眼的な視野に立ち考察することで、論理的に思考し、解決に導く態度を身に着けます。

【授業計画】
・授業の方法
講義を中心とした授業となります。ただし、授業の状況に応じてディカッションの時間なども取り入れていきます。
・日程
第1回 ガイダンス(授業内容と進め方について)
第2回 鳥の生態
第3回 鳥の信仰(1)-太陽と鳥①-
第4回 鳥の信仰(2)-太陽と鳥②-
第5回 鳥の信仰(3)-民族誌に見る鳥装束-
第6回 鳥の信仰(4)-民族誌に見るシャーマン-
第7回 鳥の信仰(5)-ユーラシアの鳥①-
第8回 鳥の信仰(6)-ユーラシアの鳥②-
第9回 先史・古代の鳥(1)-河姆渡・良渚文化と鳥-
第10回 先史・古代の鳥(2)-周縁の文化と鳥-
第11回 先史・古代の鳥(3)-鳥と鹿-
第12回 先史・古代の鳥(4)-弥生人と鳥- 
第13回 先史・古代の鳥(5)-古墳と鳥-
第14回 先史・古代の鳥(6)-先ユーラシアの鳥たち-
第15回 まとめとレポート

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的に事前学習は必要ありませんが、日本史・世界史の知識があると授業を受ける際に知識が修得しやすいと思います。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
原則として、小テストを課します。授業終了後に資料を読み直し、テストに臨んでください。また、関連する文献を読むことも重要です。

【成績の評価】
・基準
1)鳥の文化史に関する基本的な概念や用語を正しく理解している。
2)レポートにおいて、根拠に基づき、自身の考えを説明できている。

上記の2点に基づいて、評価を行います。
・方法
小テスト:50%
最終レポート(もしくはテスト):40%
平常点:10%

【テキスト・参考書】
適宜、Webclass上で資料を配布します。

【その他】
・学生へのメッセージ
かつて鳥は神の使いと考えられていました。そして、時代・地域によって、鳥は様々な役割を担います。そんな鳥を中心として、世界の多様性を見ていきたいと思います。
・オフィス・アワー
水曜日12時~13時は、研究室(学生センター2階)で対応可能です(事前にご連絡ください)。

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