SDGsと共生社会をつくるために、文部科学省や厚生労働省等が教育や医療・福祉に導入している政策を結び付け、食や栄養の視点から地域連携や課題を解決するための方法を学ぶことを目的とする。

(1)SDGsと結びつけた共生社会をつくるための政策を理解できる。【知識・理解】
(2)課題をパワーポイントで作成・発表することができる。【技能】
(3)政策から地域課題へ、そして食の視点からの考えを討議することができる。【態度・習慣】

SDGs、地域連携、住民主体、支援制度

B-1．学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。：1～25％
B-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、他の学生の意見を尊重しつつグループとしての結論を出すために議論をする機会がある。：1～25％
C-2．事前学習（下調べ、調査等含む）をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。：1～25％
A-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。：1～25％
C-3．習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。：1～25％

この授業は、SDGsと結びつけた、共生社会づくりの政策を食の視点から論理的に考察することで、課題発見・探求能力や問題解決能力を身につけるものである。

01.貧困をなくそう
02.飢餓をゼロに
03.すべての人に健康と福祉を
04.質の高い教育をみんなに
11.住み続けられるまちづくりを
16.平和と公正をすべての人に

講義形式および発表、
SDGsや政策名等を、栄養の視点からの実例を講義で学習し、政策の内容や地域課題・食の視点からの意見等をパワーポイントで、班単位で作成し発表を行う。また、質疑応答寝行う。

1回目.オリエンテーション
2回目.SDGsについて
3回目.共生社会と政策および実例について
4回目.班編成、課題決定、パワーポイント・発表原稿の作り方の説明①
5回目.班編成、課題決定、パワーポイント・発表原稿の作り方の説明②
6～10回目.1課題目の政策の内容調査・パワーポイント・発表原稿作成
11回目.発表①(班毎に10分ぐらいの発表)
12回目.発表②(班毎に10分ぐらいの発表)
13回目.パワーポイント・発表の順位決定・講評
14回目.発表課題と問題への意見交換、レポート提出①
15回目.発表課題と問題への意見交換、レポート提出②

最初に講義を行います。その後、講義内容に沿った、課題政策を1つ選んで、パワーポイント・発表原稿を作り、班毎に発表します。発表の順位とその理由等の説明後、発表課題を掘り下げて、意見交換をし、自分の意見を入れたレポートを提出することでテストを受けたことに致します。

この授業では、授業外における以下の予習・復習等の自主的な学習に取り組んでください。
(予習:1時間/週)
1.授業で習う内容に関連することを、webclassに掲載した資料を読んで，理解を深める努力が不可欠です。
(復習:1時間/週)
2.学習した内容を、インターネットや関連書籍を調べて発表資料やレポート作成に役立てる等、自分で探し関連づけることが重要です。

授業の到達目標に示した、SDGsと結びつけた、共生社会をつくるための政策を理解し、パワーポイント・発表原稿を作成することができることやパワーポイント作成で得られた地域課題や食の視点からの考えを討議およびレポートすることができる、ことを合格の基準とします。

平常点(25点:5点×5回)、パワーポイント提出(40点)、発表原稿提出(15点)、レポート提出(20点)の計100点で評価します。60点以上を合格とします。

テキスト:webclassにパワーポイント資料を掲載しますので、ダウンロードしてください。

SDGsと国家政策である共生社会とは、何なのかの理解を深めましょう。そして、出身県等でどのような制度に基づいた活動が行われているのかを知
る機会として下さい。授業中の水分補給は可としますが、水・お茶・経口補水液に限定します。

授業時間外に学生の質問に答える「オフィス・アワー」をwebclassでのメールで受け付けます。なお、直接相談がしたい場合は、三原研究室(地域教
育文化学部;1号館3階;322）において、平日（月～金曜日）の12：00～13：00 の間に設けますが、会議や出張等で不在にすることもあるため、事前に予約をお願いします。連絡先は、初回の授業でお知らせします。