【授業の目的】
現在、病気や障がいと上手につきあいながら生活していくことが人々には求められています。この科目では健康とはなにか？病気や障がいとともに
生きるとはどのようなことなのか？人間の強さと弱さとは？について理解を深めることを目的とします。
【授業の到達目標】
１．健康および病気についての正しい知識を身につける。【知識・理解】
２．病気や障がいをもつ人々の生活に関する概況を説明することができる。【知識・理解】
３．病気や障がいをもつ人々のQOL（Quolity of Life：生活の質）とその支援について自分の考えを述べることができる。【態度・習慣】
【授業概要（キーワード）】
健康、病気、障がい、看護、医療
【学生主体型授業（アクティブラーニング）について】
A-1．ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。：1～25％
A-2．小レポート等により、事前学習（下調べ、調査等含む）が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。：1～25％
【科目の位置付け】
この科目は病気・障がいとともに生きる人々の生活について様々な視点から理論的に考察することで、健全なクリティークに裏打ちされた幅広い知
識を習得するものです。
【SDGs（持続可能な開発目標）】
03.すべての人に健康と福祉を
【授業計画】
・授業の方法
健康とは何か、病気の発生機序、障がいをもつ人々の生活について、医学部看護学科教員がオムニバス形式で講義をします。
・日程
第１回 ４月１０日 講義のすすめ方とガイダンス（石田陽子）
第２回 ４月１７日 皮膚の健康と褥瘡（石田陽子）
第３回 ４月２４日 褥瘡管理について（石田陽子）
第４回 ５月 ８日 小テスト・まとめ（石田陽子）
第５回 ５月１５日 がんとともに生きる人たち①（武田洋子）
第６回 ５月２２日 がんとともに生きる人たち②（武田洋子）
第７回 ５月２９日 在宅看護の見地から（古瀬みどり）
第８回 ６月 ５日 排泄と健康（片岡ひとみ）
第９回 ６月１２日 トレジャーDNA（村田恵理）
第10回 ６月１９日 DNAスイッチが運命を変える（村田恵理）
第11回 ６月２６日 子どもの権利と倫理（今田志保）
第12回 ７月 ３日 子どもの発達と健康（食）（今田志保）
第13回 ７月１０日 心の健康①（齋藤深雪）
第14回 ７月２４日 心の健康②（齋藤深雪）
第15回 ７月３１日 期末試験とまとめ（石田陽子）
【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
１．パワーポイントで示される講義内容をノートに筆記して内容の理解に努める。
２．授業で習った内容に関連することを図書館やインターネットで自分なりに調べ、考えをまとめておく。
・授業時間外学習（予習・復習）のアドバイス
授業で習った内容に関連することを自ら図書館やインターネットで自分なりに調べて、理解を深める努力が不可欠です。
【成績の評価】
・基準
健康と病気・障がいに関する基礎的な事項について適切に説明できることを合格の基準とします。
人々の健康について、授業をとおして得られた知識や経験に基づいて主体的に考察し、論述できることが合格の基準です。
・方法
授業参加点３０点、小テスト２０点、期末試験５０点の１００点満点とし、合計６０点以上を合格、６０点未満を不合格とします。
再試験は実施しません。
【テキスト・参考書】
それぞれのオムニバス授業において適宜参考資料を紹介しますので、興味をもった内容について、図書館やインターネットで調べてみてください。
【その他】
・学生へのメッセージ
健康や医療に関する情報は、テレビ番組等でよく取り上げられていますが「これは正しい情報か？」と疑問をもって探ってみましょう。
・オフィス・アワー
Web Classにて随時対応します。
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