先史時代を体感する(山形から考える)
 Experience Prehistory in Yamagata(Yamagata Studies)
 担当教員:白石 哲也(SHIROISHI Tetsuya)
 担当教員の所属:教育企画部
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年,2年,3年,4年  開講学期:前期  単位数:2単位  開講形態:演習
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
本授業の目的は,自ら課題を見出し,それを問題解決に導くという,「大学での学び」の基礎を獲得することにある。

【授業の到達目標】
1)3D技術及び山形の先史文化について基本的な知識を身に着ける。【知識・理解】
2)自分の考えを他人に伝えることができる。【技能】

【授業概要(キーワード)】
先史、遺跡、山形、3D

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
C-1.自分の意見をまとめて発表する機会がある。:76~100%
C-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を発表し理解してもらえるようプレゼンテーション、質疑応答、リフレクションを行う機会がある。:51~75%
D-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型の演習、実習、実験等を行う機会がある。:51~75%

【科目の位置付け】
この授業は、過去の人々の営みについて3D技術という現代的視野に立ち考察することで、論理的に思考し、解決に導く態度を身に着けます。

【授業計画】
・授業の方法
学内での事前学習と現地実習を行います。事前学習では、3Dの映像操作と活用事例を学びます。その後、山形県内の遺跡で実際に3D撮影を行います。そして、振返りをします。
・日程
この授業は集中授業として、6月~7月の土日(2日間)で行います。遺跡などの3D撮影を通じて、文化財に留まらず、今後の社会で3Dをどのように活用していくか、を自ら考えてもらいます。なお、この授業は、実際に遺跡の最前線で3Dを製作している外部講師とともに実施します。

第1回~第5回 オンデマンド講義:3Dの現代的活用・3D撮影の方法・演習
 
第6回~第10回 学外(終日):山形城・文翔館など山形市内(予定)で撮影 

第11回~第15回 学内(終日):まとめと振返り、成果報告

*実習の日程・場所については、4月募集時にWebclassに掲載します。
*なお、2日間は必ず出席してください。出席できない場合は、履修できません。


【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
基本的には、事前学習は必要ありませんが、TVなどで放送される歴史関係の番組を見たりしておくと、授業がより理解しやすいです。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
博物館や郷土資料館に行って、実際の資料を見学することが大切です。

【成績の評価】
・基準
1)3Dの現代的意義や山形の文化に関する基本的な概念や用語を正しく理解している。
2)発表において、根拠に基づき、自身の考えを説明できている。

上記の2点に基づいて、評価を行います。
・方法
成果物(撮影資料):40%
報告結果:60%

【テキスト・参考書】
テキスト:適宜、プリントを配布します。
機材は、原則として、こちらで用意しますが、iPad Pro(第4世代以降)もしくはiPhone Pro13以降をお持ちの場合は、ご自身の機材でを使用することも可能です。

【その他】
・学生へのメッセージ
フィールドに出て、歴史を体感する楽しさを知ってほしいと思います。
・オフィス・アワー
水曜日12時~13時は、研究室(学生センター2階)で対応可能です(事前にご連絡ください)。随時、メール等で質問を受け付けます。

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