山形の食を考える(秋冬)(山形から考える)
 Food culture in Yamagata ‐Autumn/Winter- (Yamagata Studies)
 担当教員:石垣 和恵(ISHIGAKI Kazue),三原 法子(MIHARA Noriko),矢口 友理(YAGUCHI Yuri)
 担当教員の所属:地域教育文化学部地域教育文化学科児童教育コース
 担当教員の実務経験の有無:
 開講学年:1年  開講学期:後期  単位数:2単位  開講形態:講義
 開講対象:  科目区分: 
【授業の目的】
この授業は山形の食文化を学ぶことで現代の食生活の課題を考究することを目的とする。

【授業の到達目標】
(1)山形の食文化について理解し、説明することができる。【知識・理解】
(2)山形の食材の特性を理解し,郷土料理を調理することができる。【技能】
(3)山形の食文化の現代的課題について、討議することができる。【態度・習慣】

【授業概要(キーワード)】
食文化 郷土料理 山形 調理実習

【学生主体型授業(アクティブラーニング)について】
A-1.ミニッツペーパー、リフレクションペーパー等によって、自分の考えや意見をまとめ、文章を記述し提出する機会がある。:1~25%
B-1.学生同士の話し合いの中で互いの意見に触れる機会がある。:1~25%
D-1.演習、実習、実験等を行う機会がある。:26~50%
A-2.小レポート等により、事前学習(下調べ、調査等含む)が必要な知識の上に思考力を問う形での文章を記述する機会がある。:26~50%
C-2.事前学習(下調べ、調査等含む)をした上で、プレゼンテーションを行い、互いに質疑応答や議論を行う機会がある。:1~25%
A-3.習得した知識を活用する中で、学生自身がテーマや目的などを主体的に定めて課題探究型学習を行い、その成果を記述する機会がある。:1~25%

【科目の位置付け】
この科目は山形の食文化について様々な視点から理論的に考察することで、健全な批判精神に裏打ちされた幅広い知識を習得するものである。

【SDGs(持続可能な開発目標)】
03.すべての人に健康と福祉を
09.産業と技術革新の基盤をつくろう
14.海の豊かさを守ろう
15.陸の豊かさも守ろう

【授業計画】
・授業の方法
講義ならびに実習
山形の食文化について調理実習を含めて体験的に学ぶ。
・日程
第1回目 オリエンテーション・山形の食文化概観
第2回目 実習1保存食加工①芋がら ②切り干し大根
第3回目 実習2アケビの煮物
第4回目 芋煮会のルーツを探る
第5回目 実習3芋煮汁・もって菊のおひたし    
第6回目 実習4保存食加工③みそ
第7回目 大豆の食文化
第8回目 実習5ハタハタ田楽・豆なます
第9回目 山形の「かてもの」文化
第10回目 実習6納豆汁(作った芋がらを使って)・黒豆ご飯
第11回目 年中行事の由来と郷土料理
第12回目 食文化を支える郷土の食材と産業
第13回目 課題レポート「年末年始の郷土料理」報告と交流①
第14回目 課題レポート「年末年始の郷土料理」報告と交流②
第15回目 調理実習の振り返り(調理室清掃を含む)

【学習の方法・準備学修に必要な学修時間の目安】
・受講のあり方
・受講のあり方
グループ活動への積極的参加を求めます。調理実習はグループワークで行いますので、協力しましょう。
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・授業時間外学習(予習・復習)のアドバイス
・随時、参考文献を示します。自らの食生活・出身地の食文化に関心をもって生活してください。
・調理実習は必ず予習して授業に臨んでください。実習後に実習レポートを課します。
・課題レポート「年末年始の郷土料理」は、第12回までの講義を参考にして作成し、授業内でプレゼンします。

【成績の評価】
・基準
1)山形の食文化について適切に説明することができることを合格の基準とします。
2)郷土料理の調理ができることを合格の基準とします。
3)食文化について考察できることを合格の基準とします。
・方法
受講後の小レポート(60%)、レポート(20%)グループ討議・実習への参加状況(20%)

【テキスト・参考書】
事前のテキスト・参考書として個別に指定するものはありませんが、授業進度、学生の理解に合わせて、適宜、指定します。

【その他】
・学生へのメッセージ
グループ活動への積極的参加を求めます。調理実習経費(2700円)は実費負担です。エプロンと三角巾、調理実習用の内履きと外履き入れを準備してください。
・オフィス・アワー
講義中に指示します。

g82306101-2023-G1-79362